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第191話〜嬉しい〜

それではどうぞ

「よ〜しじゃあやってくぞ。」


プチ炎上…のような感じになった次の日。本当は配信するつもりは元々無かったのだが(様子を見るつもりもあった)、既に収束しつつあったため配信する事にした。


リスナーさん、ほんとにいい人達だよな……ただ俺のガチ恋勢なるものが海莉の方に言ってるのは正直頂けないけど。


ガチ恋勢、スパチャかなりの金額してくれる人もいるし害になってないから何とも思わなかったけどこういう所で嫌がる人がいるんだな……少し先輩VTuberの気持ちが知れたね。


本当はガチ恋勢に海莉に迷惑かけるのはやめろと言いたいしお前らを好きになることは一生ないって宣言したいんだけど……海莉にとめられた。


そこまでする必要はないから、だそうだ。気にしてないとも言われたし、そういう人たちも必要だから!と言われてしまった。


・元気?


「元気元気。めっちゃ元気よ。」


・よかったよかった


「心配させてごめんねみんな。…俺はそんなに何も思わなかったんだけどな〜んか心配されるんだよな…」


・打たれ弱そう

・我慢するタイプでしょ?


「打たれ弱そう?そんな事ないよ。これしきで打たれてたら人生既に終わってるよ……我慢するタイプ?あ〜否定は出来んかも」


・ちょくちょく闇出てくるよねw

・それだけ大事にされてるんだよ


「大事にされてるのかねぇ。ダイヤくんからは来てたね連絡が。」


・で付き合ってるの?


「いや?付き合ってはない。そう言ってるんだけどみんな信じないんだよな…嘘でしょ?本当は?見たいな。ホントのことしか言ってないっつうの。」


・付き合ってて欲しいんだよ

・それはもう仕方ない


「そんなわけでね、付き合ってないんでよろしく。もし付き合ったらその時は言うから。じゃあ〜今日は何しようかな、何がいい?」


・ぺックス

・なんでも!

・久しぶりのASMR?


「ASMRは機材の準備してないな…ぺックスでいいか。」


・いまきた 1人?


「いらっしゃい〜一人一人。今日は誰もいないから…」


・ぼっちかぁ

・可哀想に……


「たまたまいないだけなんだけどな。」


・いますよ〜(ダイヤくん)


「おるやん。やる?一緒に」


そんなこんなで、今日も平和な配信が始まったのだった。



「そういや噂どうなの?」


「どう…んー、もう収束するんじゃない?所詮噂だしね」


ダイヤくんが合流して早々にあの話になった。やっぱり気になるのだろうか?


「そうじゃなくて、嫌じゃないの?って。付き合ってない人とそういう噂流れるの嫌な人とかもいるじゃん」


「あ〜そういう…別に嫌ではないね。勿体ないとは思うけど」


「勿体ない?あ〜そういうこと。そんな事ないんじゃない?」


相変わらず理解が早いよこの子。助かるけどね。


「そうかねぇ。」


「正直お似合いだと思うけどね。嫌じゃないってことは嬉しい?」


「そりゃまぁ。嬉しいのは嬉しいよ?」


相手が海莉だし、嬉しいに決まってる。嬉しくないやつはいないだろう。


「なるほどなるほど。いいねぇ……青春だねぇ」


おっさんか。あんたも青春しとるやろがい。


「俺は幸せだから!」


「何よりですよほんとに。でも大丈夫ここで遊んでて。ほったらかして!とか怒られない?」


「大丈夫大丈夫…多分。」


多分かよ。…まぁ怒られるにしろ対象は俺じゃなくダイヤくんだからいいけど。


でも大体海莉は俺の配信見てるし、ダイヤくんが来るなら六花さんも見てるだろう。接触してくるのは時間の問題かな?






それではまた次のお話で会いましょう〜

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