第176話〜記念放送〜
それではどうぞ(この後クリスマス特別編1が投稿されます)
「〜だよね」
「いやでもさぁ、それはノアが……」
本日はクリスマス記念配信の日。総勢12人と言う人数で配信を行っている。もはや誰が誰か分からない。
「お、始まったかな。」
「こっちも始めました〜」
「始めたでごわす」
「ごわす!?」
個性豊かだなぁ、ごわすかぁ。……っと、ちょっとミュートにしまして。
「今日はこんなね、大人数でいっぱい遊んでいきたいと思います。コメントは返せないと思うのでそこだけ把握しといて!スパチャとかはちゃんと見てるから!」
それだけ最初に伝えておく。流石にこの人数で話しててコメント欄は見れんよ。
・了解!
・楽しいんでください!
うむうむ、楽しむとも。…ではミュートを外しましてっと。
「じゃあ早速ですが!始めて行きましょう!」
『はーい!お願いしま〜す』
早速か、緊張するなぁ。12人でマッチなんてやったことないからね。
…まぁ、ダイヤくんとやった時のことを思い出して頑張ろう。そこまで下手でも無いはずだし。
「じゃあチーム分けたので、え〜と青の人が下に移動する感じで!ウルフくん青ね」
「移動ね?ありがとわざわざ」
ダイヤくんが慣れてない俺に丁寧に教えてくれる。青らしいから通話を移動する。
面白いよね、敵側の通話は聞こえずこうして味方同士で話してやるんだから。
「ウルフさん初めましてですよね?エメラルですよろしくお願いします〜」
「よろしくお願いします〜」
「緋月ですお願いしま〜す」
「あ、お願いします〜!」
俺のチームはエメラルさんと緋月さんとダイヤくんと六花さんとボタン。そこに俺を入れて6人だ。
最初は知ってる人だらけで良かった。非常にやりやすい。
「じゃあ……どうします?」
「どうしようか……俺なんでもいいよ」
「私ヒーラーで」
緋月さんがヒーラーね。……俺もなんでもいいんだよな別に。最初だしアタッカーしとくか?
「じゃあタンクでいくか」
「俺もタンクで」
「私ヒーラー」
鉱石コンビ(エメラルさんとダイヤくん)がタンクで六花さんがヒーラーね。
「鉱石コンビ…確かに」
「鉱石コンビいいなぁ。」
頭の中でふと思ったことを口から出しただけだけど、思いの外受け入れてもらえた。
「初戦勝とうみんな!」
『おー!』
こうして、大人数での記念配信が開始された。初めてのパーティとは思えないぐらいみんなしっかりと連携を取っていく。
「右に1人抜けてった、多分裏回ってくると思う。 」
「あ、きたきた。やったやった」
「ナイスナイス。…そろそろウルト入れるよー?」
「はーい」
こんな感じで戦闘は本当に上手い人の指示通りやっているだけだけど、それでもこちらが有利なのだから味方が強いんだろう。
「ウルフくん〜はクリスマス予定どうなの?」
(ダイヤくん)
「え?無きにしも非ずって感じ」
「つまりあるんだ。まぁモテるよね多分ね?」
(エメラルさん)
「かっこいいもんね、無駄にモテるもんね?」
(ボタン)
「無駄にモテるって何…無駄に??」
「あー私だけが独占してればいい見たいな?ボタンちゃんの独占欲?」
(六花さん)
『ふぅ〜〜!!』(ボタンと俺以外全員)
「…フレンドリーファイア無いのかな?」
「殺そうとすな!!」
このように戦闘以外の会話も普通に楽しく、盛り上がっていくのだった。
それではまた次のお話で会いましょう〜




