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第171話〜記念放送?〜

それではどうぞ

「クリスマス記念放送…?」


VTuberさん達を集めて行う記念放送、らしい。ゲームは先日ダイヤくんかな?とやったゲームだ。


…まぁダイヤくんに誘われてるんですけど。他の参加者さん的にも面白そうだし行ってもいいかな〜とは思うが…んー。


「これの次の日にしよ?私もこれ出るし…」


「…海莉がそう言うなら。じゃあそうしようか」


幸いにも配信自体はイブだからな、2人で出かけるのに問題は無いだろう。


「ふふ、楽しみだね?恋人みたいだね!」


「楽しみは楽しみだね。美味しいもの食べれるし」


「む〜…そこじゃないのに。でもいいかな、優成くんらしいし」


さて…じゃあその日に備えて多少練習しといた方がいいかな?みんなゲーム上手いだろうしね。


「必要無いと思うけど…優成くん上手いし。緊張しない練習でもしたら?」


無理があるだろ……意図的に出来るものなのか?慣れるしかないと思うんだけど…


「そうだね。…私が居なくても頑張るんだよ?」


「それぐらい頑張れるよ…」


海莉がいないとだめな子供じゃない………事もないが、さすがにそこまで酷くはないと思う。


「優成くんはもっとダメになればいいのに。私だけにダメになればいい。」


「ダメにしようとしないで。海莉を支えられない」


「……っ、そういうことをサラッと〜〜!!」


ポカポカ殴ってくる海莉を宥めるが、一向にやめてくれない。


「落ち着いて落ち着いて。」


「優成くんのそういうところがだめ!最近ドキドキさせてくるし…!」


「意図的にしてる訳じゃないし…」


「他の女の子にしたらダメだよ…?」


上目遣いは反則じゃないですかね海莉さん?


…それはともかくとして、他の女の子にも何も俺は他に仲のいい女性の人いないから安心して欲しい。


いても海莉程心を許せるかはまた別の問題だし。あの生徒会長みたいな人しかいないって考えるとよく分かるよね。


「それは流石に偏見すぎだけど…でもちょっと安心した。」


「そっか、それは良かった。」


「……もっと安心させてくれないの?」


だから上目遣いはダメだって。こいつやっぱり自分の魅力を理解した上でやってないだろうか?


「な、何すればいいの?」


「ん〜……なんだと思う?」


「…危ないのはダメだよ?」


「わかってる。……眠たいから膝貸して!」


まぁそれぐらいならいいけど。……はい。


「ん……ちょっと寝るね。」


「こんなとこで寝たら風邪ひく……まあいいか。ちょっとだけだぞ?」


一応こういう時のために毛布があるので、それを海莉にかけてから頭を撫でる。


普段の海莉は頼りになる存在だけど、こういう姿を見ると守りたいとかそういうのが先に出てくるんだよな。あと心が安らぐ。


暫くはこのまま癒されていようかな?これぐらいはいいよね……

それではまた次のお話で会いましょう〜

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