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第162話〜フラグ?〜

短くてごめんな…許して。


それではどうぞ

「うん、よく出来ましたっ!」


「ふ〜っ……終わった…」


海莉は俺が分からないところを解いている間に恐るべき速さでテストを用意してくれた。そしてついさっき終わったのだ。


結果は……なんとか全問正解。教えられたことが理解出来ていればちゃんと全問正解できるように作ってくれたのだろう。とはいえ、引っ掛けとか用意してるあたり簡単にとはいかなかったが。


「これならテストでも大丈夫だと思うよ?」


「それなら良かった……」


「なんなら私がテストでも作ってあげようか?綾香ちゃんも呼ぶ?」


いや、地獄が見えるから勘弁して欲しい。2人とも絶対にそういう事で容赦してくれないタイプだもん。


「容赦したらテストにならないじゃん…」


それはそうだけどさぁ……。


「まあ、今日はよく頑張ったね。偉い!」


「いや、海莉の教え方が良かったからだし……ありがとう」

「どういたしまして。…やる気出したのは優成くんだからね、頑張ったのは君。」


頭を撫でながらそういった海莉は、ご褒美が必要かな……とボソリと呟く。


……目が怖い。あの目は確実に何か企んでる時の目だ。たまーにこの目をしてる海莉に食べられるんじゃないかと思う時がある。


というわけで……


「海莉、お腹空いた」


「あ、もうそんな時間か。待っててね、すぐ準備するから!」


話題を変える。お腹空いたのは嘘じゃないし。…まぁ海莉に任せてしまったのだけは……うん、良くないけど。


さて、ともあれこれであとはテスト本番だけ。…まぁこの分なら大丈夫だろう。復習だけは忘れないようにしないとな。


「…まめにやらないとなぁ」


卒業するまではこまめに勉強しておかないと痛い目を見るな。…大学に行くつもりは無いがしてて損でもないし。


誰かに教えることもあるかもだしな。…って、流石にないかー。そんな知り合いいないしな!


「さて、ご飯のお手伝いぐらいはしますかね…」


後に、これがフラグになるとは……未だ誰も知らないのである。

それではまた次のお話で会いましょう〜

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