第150話〜裏会〜
それではどうぞ
「お〜……海莉、だいぶ頑張ってくれたなぁ。」
朝ごはんも食べ終わり、さ〜編集だと画面を開いてあらびっくり。
俺やること……ある?みたいな状況になっていた。
後はちょっとしたテロップを入れるぐらいでよさそうな感じだな。この分だとかなり早めに終わるかもしれない。
早めに終わることに越したことはないが……空いた時間は今日のLIVEの準備にでもすればいいか…
まとりあえず……終わらせよう。なんだかんだ時間のかかるパターンかもしれないし。
「…そんなこと無かった。」
時間がかかる?全くそんなこと無かった。それでも2時間はかかったが……かなり早かった。海莉様々だ。
あとはこれを案件先に送って……っと。これでよし。返事を待つのみだな。
…打ち合わせまではまだ時間がある。LIVEの準備は後でもいいし…
休息も兼ねてリビングに行くことにしよう。そう考え、向かう事にした。
「あ、終わったの?」
「うん、お陰様で。ありがとね」
リビングに向かったらそこには…海莉がいました。
「何してるの?」
「休憩!しっかり取らないとね。」
なるほど。確かに休憩は大事だもんな…
「優成くんも休憩すること!」
「してるしてる。今してるから」
休憩しに来たからね〜と言いながらコーヒーを入れる。あと2時間ぐらいはゆっくりできるな…
「ね〜優成くん…」
「ん?どうかしたか?」
これから頑張るために甘やかして?と上目遣い+可愛い声で言ってくる海莉さん。……か、かわいい。
よしよし。いっぱい甘やかしてあげるよ〜よしよし。
え?抱き締めてって……仕方ないなぁ。そっと…そっとね……
「頑張れ海莉。……応援してる」
「ありがとっ。…もう大丈夫!じゃあ行ってくる!」
なんだか最近、海莉こういうの躊躇いなくなってきたような……
まあいいか、嬉しいことしかないし……
「〜って言う感じのゲームです。」
「なるほどなるほど。」
「まあルールは簡単なんで覚えててもらえると!」
今現在、俺はルールの簡単な説明を受けている。
何のゲームをするかは……当日のお楽しみということで。
この手のゲームはやったことないし、ルールは複雑…というかちょっと覚える事が多いがまぁなんとかなるだろう。
コラボ相手さんも凄く優しいし、分からなくなったら聞けばいいだろうしな。
「まあゆるーくやりましょ、ゆるーく」
「そう言ってくれるの助かります。」
「じゃあ当日お願いしま〜す!」
「お願いします〜」
ボタン関連以外でコラボするのが初めてなこともあり、めちゃくちゃ緊張して話していたが…かな
りいい人で助かる。
やっぱり人気になる人はみんな優しいんだな、と改めて実感した俺だった。
短くてごめんやで…。繋ぎということで。
次回はコラボ会です。
それではまた次のお話で会いましょう〜




