表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
契約乱世  作者: ゆずぽん
1/2

序章

10年前に突如として現れた神獣「ハーピー」


それによって全世界で神獣をめぐる争い、いわゆる神獣争奪戦が開始され、各国は戦争の準備をを急がせた。


しかし、その争いは唐突に終わりを告げた。


ハーピーの現れた村にいるどこにでもいそうな男が契約をしたのだ。


その男こそ俺の父サナタエラだ。


神獣ハーピーは「神獣」であり、とてつもなく強くまた、名声も高いが、十年に一度しか来ないため十年に一度の神獣を逃すものかと各国の王達ニートはもちろんのこと、貴族ニートや貴族になろうと画策する何もしない平民達ようするにニートが、神獣を奪い再契約して国の戦力にしようと考えた。


そのためこの世界で生まれてくる人の1000人に一人が10%の確率で天界や冥土から従属を呼び契約できる「召喚契約」ができる人、いわゆる「ソウルビーラー」が王達に雇われたり、または王の軍にいる人達が命令されて幾度も攻めてきた。


しかし、ハーピーとサナタエラは全てを返り討ちにしていた。


いつしか「たとえ全世界のソウルビーラーが攻めてきても負けないコンビ」といわれるまでになっていた。


なのに、俺が生まれてくるころにはサナタエラはこの世にいなかった。


物心つく頃、俺が父がいない理由を聞くと母のテイラは俺にひどく感情的になって言った。


「わたしだって知りたいわよ!、なぜ?!あんなに強かったのに!」


テイラが出産のため都市に行っていていないときに家からいなくなっていたらしい。


突然のことだったため、いなくなった後の一年は毎日、攻めてきた兵に


「すみません、理由は知りませんがサナタエラはいなくなりました。なのでお引き取り下さい。」


と言い続けたらしい。


その後ノイローゼのようなものになりながらも、それをこらえて懸命に探した。


しかし、見つからなかったと俺に対して何度も何度も謝ってきた。


だが俺は全く気にしなかった、いなくても支障とならなかったからだ。


そう俺が高校に入るために国の中心都市レインダルトに行くまでは・・・。

あらすじに書いた通り定石にとらわれないものにしていきたいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ