僕は文豪。第一部、小説家志望の僕を「四十代無職」にカテゴライズしないでくれっ、僕は小説を書きたいから働かないだけだっ!!
主人公刃櫛 書(はくしかいと)は、小説家を目指している。
「僕は、現在四十六歳。今まで自筆小説を大手出版社に応募しているものの、全く芽が出ず、最近になって同人誌即売会に席を出すようになったんだけど、、、でも僕のブースで閑古鳥が鳴く。
僕は小説家の夢があるんだ。『働かない。働くようになったら負け』が僕の信条だ。僕は腐っても小説家の自負があるんだよ。
そのうち気が付けば僕は四十代。家庭を持っている実弟に応援なのかな?それをされつつ、今までを親の年金の分け前で暮らしていた。まだ親の年金があるし、親もいるしのモットーで実家にいる。
だが、急に親が家を出て行ってくれ、と僕に言い出した。
「四十六にもなって、そんな親にお金ばかり無心する子はいりませんっ出て行きなさいッ!!」
―――と。
弟も親の意向に乗り、本気で行政や業者に頼んでまで僕を追いだそうとしてくる。家族が僕を追いださない条件は、せめてアルバイトでもしろ、だと―――!?
ひえぇえええっやめてーっ家を追いださないでーっ
「っつ!?」
しっ、しかもっ僕のっ大好きな僕の『嫁達』まで処分するだとーっ!?ひぃッお願いッそれだけはやめてぇーーーっ、僕の『嫁達』にだけは手を出さないでーっ、っと。
そして、僕はお尻に火が点いたとき、ハッと我に返る。せめてバイトなら『負け』にならないよね?と。
僕は、僕の大切な、僕の心の拠り所である『嫁達』を護るため、僕の『居場所』護るために、お金を稼ごう、っと。実家を追いだされそうになったとき僕は初めて、家族が『本気』であることを悟ったんだよ。だから、僕は初めて、僕が、僕自身が働くための仕事探しに。
引きこもりや長期に亘る無職は即戦力になりません、と『正社員』を断られ続けるも一つの非正規雇用先を見つけたんだ。そこは港湾地区にある一つの倉庫だった。『前にいた茂部影より使えねぇ奴』(←「茂部?誰だよそいつ。僕は前にいた人なんて知らないよ」)と先輩今池悠介くんこと、今ちゃんに僕はさげすまれ、その倉庫で時給千円のバイトをしながら僕は『小説家たる僕をバカにした奴、バカにしている奴らを小説で見返してやる。自分の夢を諦めてあくせく働いているお前達のほうが、負け犬だ』、啖呵を切るぜ、と。そこで僕の話は完結?そんな僕のはなばなしい出世話?だ」
「僕は、現在四十六歳。今まで自筆小説を大手出版社に応募しているものの、全く芽が出ず、最近になって同人誌即売会に席を出すようになったんだけど、、、でも僕のブースで閑古鳥が鳴く。
僕は小説家の夢があるんだ。『働かない。働くようになったら負け』が僕の信条だ。僕は腐っても小説家の自負があるんだよ。
そのうち気が付けば僕は四十代。家庭を持っている実弟に応援なのかな?それをされつつ、今までを親の年金の分け前で暮らしていた。まだ親の年金があるし、親もいるしのモットーで実家にいる。
だが、急に親が家を出て行ってくれ、と僕に言い出した。
「四十六にもなって、そんな親にお金ばかり無心する子はいりませんっ出て行きなさいッ!!」
―――と。
弟も親の意向に乗り、本気で行政や業者に頼んでまで僕を追いだそうとしてくる。家族が僕を追いださない条件は、せめてアルバイトでもしろ、だと―――!?
ひえぇえええっやめてーっ家を追いださないでーっ
「っつ!?」
しっ、しかもっ僕のっ大好きな僕の『嫁達』まで処分するだとーっ!?ひぃッお願いッそれだけはやめてぇーーーっ、僕の『嫁達』にだけは手を出さないでーっ、っと。
そして、僕はお尻に火が点いたとき、ハッと我に返る。せめてバイトなら『負け』にならないよね?と。
僕は、僕の大切な、僕の心の拠り所である『嫁達』を護るため、僕の『居場所』護るために、お金を稼ごう、っと。実家を追いだされそうになったとき僕は初めて、家族が『本気』であることを悟ったんだよ。だから、僕は初めて、僕が、僕自身が働くための仕事探しに。
引きこもりや長期に亘る無職は即戦力になりません、と『正社員』を断られ続けるも一つの非正規雇用先を見つけたんだ。そこは港湾地区にある一つの倉庫だった。『前にいた茂部影より使えねぇ奴』(←「茂部?誰だよそいつ。僕は前にいた人なんて知らないよ」)と先輩今池悠介くんこと、今ちゃんに僕はさげすまれ、その倉庫で時給千円のバイトをしながら僕は『小説家たる僕をバカにした奴、バカにしている奴らを小説で見返してやる。自分の夢を諦めてあくせく働いているお前達のほうが、負け犬だ』、啖呵を切るぜ、と。そこで僕の話は完結?そんな僕のはなばなしい出世話?だ」
第一章 僕の決意。―僕は絶対に売れっ子作家になってやるっ!!―
第一話 僕の小説家としての日常
2022/11/07 13:03
(改)
第二話 僕の、『おれうざ―俺のカノジョはうざななじみ~うざーい彼女は俺のかわいいカノジョ~―』
2022/11/13 00:24
(改)
第三話 僕の、『おれうざ―俺のカノジョはうざななじみ~うざーい彼女は俺のかわいいカノジョ~―』 二
2022/11/19 01:10
(改)
第四話 僕の好きな作家さんの連載小説があがる時間 壱
2022/11/20 01:52
(改)
第五話 僕の好きな作家さんの連載小説があがる時間 弐
2022/12/07 12:39
(改)
第六話 僕は、『鵯越の逆落とし』の如く―――
2022/12/08 10:44
(改)
第七話 僕はあのときは頑張った。でも、その努力は今なっては、もう無駄、だよね・・・。僕達のサークルは、もうなくなっちゃったし、、、
2022/12/12 10:39
(改)
第八話 僕の実弟は「おめでたい人だね、兄さんは。ふふっ」っと、兄の僕に賛美の言葉を送ってくれて―――
2022/12/22 12:46
(改)
第九話 僕は同人誌即売会イベントのことを、僕は、家族には全て『出展会』と呼称する
2022/12/27 00:11
(改)
第二章 ―僕の出陣、僕の戦いへと向かう戦士の心は昂揚感と亢奮に満ち溢れ―
第十話 僕は八月中の予定が全部詰まっているんだ。あれもこれも、やらないといけないことが―――
2023/01/21 01:45
(改)
第十一話 僕の、これが近々の八月中に僕が成さねばならない事柄さ
2023/01/21 10:19
(改)
第十二話 僕は、絶対に、新刊を、落とす、わけには、いかない
2023/01/22 21:24
(改)
第十三話 僕の言う『最重要案件の解決』
2023/01/23 11:13
(改)
第十四話 僕は頭を下げて母さんに頼み込み―――
2023/01/24 00:15
(改)
第十五話 僕が書く、僕の小説の芽が出ないのが、悪いってことは、ほんとは解っているつもりだ
2023/02/09 02:51
第十六話 僕は、売れっ子作家に僕はなるっ絶対だっ・・・、絶対になってやるんだっ僕は!!
2023/02/10 11:21
第十七話 僕が八月二十三日に出す『おれうざ』の新刊の製本作業 一
2023/02/11 02:20
第十八話 僕が八月二十三日に出す『おれうざ』の新刊の製本作業 二
2023/02/11 10:37
第十九話 僕が八月二十三日に出す『おれうざ』の新刊の製本作業 三
2023/02/11 19:45
第二十話 僕が八月二十三日に出す『おれうざ』の新刊の製本作業 四
2023/02/13 19:15
第二十一話 僕が八月二十三日に出す『おれうざ』の新刊の製本作業 五
2023/02/14 11:23
第二十二話 僕はやることが、やらないといけないことが、為すべきことが山のようにある、あるんだよ
2023/02/16 00:30
第二十三話 僕は『宝の地図』を描かないといけないんだ
2023/02/19 23:48
第二十四話 僕の今年の『夏の陣一日目』の『宝の地図』
2023/02/20 11:39
第二十五話 僕の今年の『夏の陣二日目』の『宝の地図』
2023/02/20 14:15
第二十六話 僕の今年の『夏の陣三日目』の『宝の地図』
2023/02/23 11:50
第二十七話 僕の今年の『夏の陣』。僕はまた、貴方さまのサークルに訪れさせて頂きます・・・!!
2023/02/23 13:55