【その他キャラクター・組織 現実世界編】
【その他キャラクター・組織 現実世界編】
◆VRA
正式名、ボイド調査局《Void・Research・Agency》。
ボイドの拡大に対処する組織。ボイドに直接潜入調査を行う部隊、ミラージュはここに所属する。
上層部は、(二章からはルイが局長)過去に事故を起こしたミラージュを、利用しながら潰そうとしている。
◆ミラージュ
VRA所属のボイド潜入調査部隊。
現司令官はセニアの義理の父、ハワード・オーウェン。
一六年前、ミラージュは初期のボイド世界へファーストコンタクト行った際に事故を起こし、多くの隊員を失った。
現在に至るまで、大きな成果を出せておらず、VRA上層部からミラージュの規模縮小を命じられ続けている。
風前のともしびの部隊である。
◇ハワード(ハワード・オーウェン)
ミラージュの司令官。セニアの義理の父。
四八歳。白髪混じりの初老の男性。
『司令官らしく、どっしりと構える人物』であるのだが……。
アレクへ、初めにエオスブルクが幻であると伝えた人物。不器用な性格のため、セニアへ抱く愛情をうまく伝えられず、長らくの間彼女に嫌われていた。
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ファーストコンタクトの事故以降トラウマを抱え、セニアの存在を『ミラージュ存続の駒』として使ったことを後悔している。
亡き婚約者の名はエリー。ファーストコンタクトの事故で死亡した。
◇マヤ(片霧 真彩)
ミラージュの技術師、オペレーター、兼医療担当の女性博士。日本人。
長い黒髪、白衣を着た『東方の民』。
ダイブ装置『キャスケット』の開発者としてVRAビルへやってきた。
二〇代〜三〇代前半相当の若々しい身体でありながら、齢は七九歳。(原因は本人も知らないらしい)
挙動不審なヘンなひと。厄災前の出来事を記憶する、数少ない証人でもある。
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専門分野は『ホログラム工学』。
マヤいわく、ボイド世界はホログラム工学と互換性があるらしい。
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◇ケネス(ケネス・バレット)
ミラージュの実動部隊、四人一組で行動する『デルタチーム』の隊長。褐色の肌を持つ黒人。
真面目、冷静さをモットーとするが、仲間を守る情熱は人一倍強い。ミラージュの存続よりも、デルタチームの仲間を守ることを最優先している。
◇ジャン
デルタチームメンバー。チーム内では一番背が高く、年齢も二一歳と若い。
乱暴な言動が目立つトラブルメーカー。しかし仲間思いの面も見せる。
アレクなど、ボイドノイドを『バグデータ』と蔑んでいる。
◇オニール
デルタチームのメンバー
◇リオ
デルタチームのメンバー
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◇ルイ(ルイ・フルトマン)
VRA上層部の人間。現VRA局長(旧局長補佐)。
細長いメガネをかけたスキンヘッドの男
ハワードに対し冷酷な視線を送るものの、以前はミラージュに所属し、同期として彼と友人関係を築いていた。
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ボイドへのファーストコンタクトの事故以降、ハワードと意見がぶつかったルイはミラージュを去る。
上層部に取り入ったルイは、ミラージュの解体とボイドの破壊を目指す『ミラージュ解体派』の旗振り役を行っている。
2019/08/27
【マヤの年齢を変更】
七六→七九歳に