■第二章 あらすじ■
※二章第一部(二章001bから二章020bまで)のすべてのネタバレとなります。
まだ読んでいない方は、その点をご了承ください!
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第二章 あらすじ
アレクは、セニアに拳銃を突きつけられていた。街へ逃げたアレクを亡きものにする必要があったためだ。
だが、アレクの説得とセニア自身の思いもあり、アレクの抹消は回避される。
◇対応話
二章#001b 銃口
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/29
二章#002b セニアのこころ
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/30
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現実世界に戻ったアレクには、自らの生死をかけたVRA上層部との『統合会議』が立ちはだかる。翌日の統合会議のため、ミラージュの技術師であるマヤ博士は、アレクに現実世界の歴史を伝えた。
AIオーロラを創ったミンカル社、太陽嵐の厄災――
そして若い姿のマヤが、七九歳という高齢だった事実を。
◇対応話
二章#005b MINCAL Inc.
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/33
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次の日。アレクは『統合会議』に出席する。
アレクをミラージュから奪い、『ボイド破壊システム』を実現したいルイ・フルトマンは、ミラージュの存在意義を問いかける。
ボイドがオーロラを蝕む事象、『遷移』も確認され、アレクはルイが所有することが決定。万事休す。
が、突如会議所に大音量のノイズが響き、結審を妨害する。発信源はオーロラ。ハワードはこれを『オーロラがアレクを守ろうとした』と主張。審判を覆し、アレクを守りきった。
◇対応話
二章#007b VRA統合会議
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/35
二章#008b 攻勢
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/36
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『統合会議』が終わり、アレクはセニアの様子が気がかりなまま、彼女の部屋、四〇三号室で眠りにつく。
セニアはベッドで震えていた。母であるオーロラと会えるかもしれない期待と、不安。これまでの任務は、果たしてオーロラのためになっていたのか怖かった。
眠りのなかでセニアは過去の記憶を巡らせる。過去の任務、そして自らがハワードの『切り札』、道具だった事実を知った記憶。
セニアはうなされた。
◇対応話
二章#009b 帰路
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/37
#010b 少女の記憶
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/38
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セニアが去った翌朝の四〇三号室。ハワードは、アレクにセニアの出生を語る。
太陽嵐の厄災よりも前、セニアは『デザイナーベビー』の被験体としてこの世に生をうけた。人工子宮の中で胚のまま人々から忘れ去られ、その後ハワードが彼女をミラージュ存続の切り札、そして愛娘として育てた。
だがハワードは過去のトラウマにより、セニアへうまく愛情を伝えられでいた。ボイドへのファーストコンタクトの際に婚約者を亡くしたこと、セニアを保身の道具として利用したことが主たる原因だった。
◇対応話
二章#012b DB-01_Plus-m
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/40
二章#013b 父親
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/41
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アレクはハワードに、セニアへ思いを伝えようと提案する。四〇三号室の展望ルームで、アレクはセニアにハワードの思いを話す。
だが翌日。当人のハワードは尻込みし、セニアはアレクが嘘をついたと怒ってしまった。
◇対応話
二章#014b 展望ルーム
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/42
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アレクはエオスブルクに帰っていた。理由はミラージュの任務に協力するため。
AIオーロラが街の女神『エオス』として聖堂に現れているのではないかと判断されたからだ。街の住人のアレクににしかできない任務だった。
不機嫌な表情のセニアと合流し、アレクは女神エオスに接触。分析端末をかざし聖堂を去った。ハワードからの緊急の任務『特異点調査』にも参加。
しかし、セニアとのわだかまりを解きたいアレクに対し、セニアはアレクを置いけぼりにしてしまう。
◇対応話
二章#015b 初めての任務
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/43
二章#016b 女神エオス
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/44
二章#017b 特異点
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/45
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セニア自身も、アレクと仲直りがしたかった。だが切り出せないままアレクを置いてけぼりにしてしまう。もやもやとしながら、ひとり特異点を目指した。
特異点のあった地点。集中力を欠いたセニアは衛兵団の襲撃にあう。瀕死の重症を負いつつ、アレクに会いたいがため路地を逃げるが、衛兵に囲まれる。
そのとき、セニアを救ったのはアレクだった。魔術札と、街に嘘の情報を流して衛兵団を退けたのだ。
魔術札で怪我を治したセニアは、アレクに泣きながら抱きつく。
ふたりだけ場所で、短くも長い瞬間は流れていった。
◇対応話
二章#018b 思いの先には
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/46
二章#019b ふたりだけの場所
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/47
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夜。アレクは自宅のベッドで横になった。これまでの日々とこれから日常になる毎日、そして亡き母のことを想いながら――
アレクは突然の閃光に驚く。そこにいたのは女神エオス。だが、その女性に感じたものは。
亡き母の面影だった。
◇対応話
二章#020b 我が家にて
https://ncode.syosetu.com/n3531ej/48
2019/08/27
【マヤの年齢を変更】
七六→七九歳に