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備忘録ライブラリ(旧題 test)  作者: バナセル
第二章 備忘録ライブラリ 〜第二章#020bまで読んだ方向け〜
4/28

■第二章 あらすじ■

※二章第一部(二章001bから二章020bまで)のすべてのネタバレとなります。

まだ読んでいない方は、その点をご了承ください!

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第二章 あらすじ


 アレクは、セニアに拳銃を突きつけられていた。街へ逃げたアレクを亡きものにする必要があったためだ。

 だが、アレクの説得とセニア自身の思いもあり、アレクの抹消は回避される。


◇対応話

二章#001b 銃口

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/29

二章#002b セニアのこころ

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/30

───────────────────────

 現実世界に戻ったアレクには、自らの生死をかけたVRA上層部との『統合会議』が立ちはだかる。翌日の統合会議のため、ミラージュの技術師であるマヤ博士は、アレクに現実世界の歴史を伝えた。


 AIオーロラを創ったミンカル社、太陽嵐の厄災――

 そして若い姿のマヤが、七九歳という高齢だった事実を。


◇対応話

二章#005b MINCAL Inc.

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/33

───────────────────────

 次の日。アレクは『統合会議』に出席する。

 アレクをミラージュから奪い、『ボイド破壊システム』を実現したいルイ・フルトマンは、ミラージュの存在意義を問いかける。

 ボイドがオーロラを蝕む事象、『遷移』も確認され、アレクはルイが所有することが決定。万事休す。


 が、突如会議所に大音量のノイズが響き、結審を妨害する。発信源はオーロラ。ハワードはこれを『オーロラがアレクを守ろうとした』と主張。審判を覆し、アレクを守りきった。


◇対応話

二章#007b VRA統合会議

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/35

二章#008b 攻勢

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/36

───────────────────────

 『統合会議』が終わり、アレクはセニアの様子が気がかりなまま、彼女の部屋、四〇三号室で眠りにつく。

 セニアはベッドで震えていた。母であるオーロラと会えるかもしれない期待と、不安。これまでの任務は、果たしてオーロラのためになっていたのか怖かった。


 眠りのなかでセニアは過去の記憶を巡らせる。過去の任務、そして自らがハワードの『切り札』、道具だった事実を知った記憶。

 セニアはうなされた。


◇対応話

二章#009b 帰路

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/37

#010b 少女の記憶

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/38

────────────────────────

 セニアが去った翌朝の四〇三号室。ハワードは、アレクにセニアの出生を語る。


 太陽嵐の厄災よりも前、セニアは『デザイナーベビー』の被験体としてこの世に生をうけた。人工子宮の中で胚のまま人々から忘れ去られ、その後ハワードが彼女をミラージュ存続の切り札、そして愛娘として育てた。


 だがハワードは過去のトラウマにより、セニアへうまく愛情を伝えられでいた。ボイドへのファーストコンタクトの際に婚約者を亡くしたこと、セニアを保身の道具として利用したことが主たる原因だった。


◇対応話

二章#012b DB-01_Plus-m

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/40

二章#013b 父親

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/41

───────────────────────

 アレクはハワードに、セニアへ思いを伝えようと提案する。四〇三号室の展望ルームで、アレクはセニアにハワードの思いを話す。

 だが翌日。当人のハワードは尻込みし、セニアはアレクが嘘をついたと怒ってしまった。


◇対応話

二章#014b 展望ルーム

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/42

──────────────────────

 アレクはエオスブルクに帰っていた。理由はミラージュの任務に協力するため。

 AIオーロラが街の女神『エオス』として聖堂に現れているのではないかと判断されたからだ。街の住人のアレクににしかできない任務だった。


 不機嫌な表情のセニアと合流し、アレクは女神エオスに接触。分析端末をかざし聖堂を去った。ハワードからの緊急の任務『特異点調査』にも参加。

 しかし、セニアとのわだかまりを解きたいアレクに対し、セニアはアレクを置いけぼりにしてしまう。


◇対応話

二章#015b 初めての任務

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/43

二章#016b 女神エオス

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/44

二章#017b 特異点

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/45

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 セニア自身も、アレクと仲直りがしたかった。だが切り出せないままアレクを置いてけぼりにしてしまう。もやもやとしながら、ひとり特異点を目指した。

 特異点のあった地点。集中力を欠いたセニアは衛兵団の襲撃にあう。瀕死の重症を負いつつ、アレクに会いたいがため路地を逃げるが、衛兵に囲まれる。


 そのとき、セニアを救ったのはアレクだった。魔術札と、街に嘘の情報を流して衛兵団を退けたのだ。

 魔術札で怪我を治したセニアは、アレクに泣きながら抱きつく。

 ふたりだけ場所で、短くも長い瞬間は流れていった。


◇対応話

二章#018b 思いの先には

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/46

二章#019b ふたりだけの場所

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/47

───────────────────────

 夜。アレクは自宅のベッドで横になった。これまでの日々とこれから日常になる毎日、そして亡き母のことを想いながら――

 アレクは突然の閃光に驚く。そこにいたのは女神エオス。だが、その女性に感じたものは。

 亡き母の面影だった。


◇対応話

二章#020b 我が家にて

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/48



2019/08/27

【マヤの年齢を変更】

七六→七九歳に



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