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備忘録ライブラリ(旧題 test)  作者: バナセル
第一章 極光の回廊(コリドール) 備忘録ライブラリ
2/28

■第一章 あらすじ■

※【一章のすべてのネタバレとなります】

まだ読んでいない方は、その点をご了承ください!

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第一章 あらすじ


 女神エオスを信仰し、剣と魔術が存在する『エオスブルク(暁の街)』に、ひとりの少年が暮らしていた。

 二年前に母を亡くした孤児、アレックス。あだ名は『アレク』。

 魔術札を駆使して街じゅうの商店を手伝い、孤独のまま生きている。亡くした母親へ罪を償いたいがために。

 だがその日々も、すでに限界を迎えていた。


◇対応話

一章#01a 暁の街と少年

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/1

一章#02a 遭遇

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/2

─────────────────────

 そんなある日、アレクは『黒魔術団』の少女と遭遇。彼女の落とし物を拾ってしまう。黒魔術団とは街の敵。正体も目的も不明な集団だ。

 アレクは少女の攻撃をうける。

 逃げるなか、味方である衛兵団や街の英雄『暁の戦士達』所属の剣士、『ラルフ・ドーン(Dawn)』が現れる。戦闘により少女は逃走した。

 衛兵やラルフも去った裏路地にて、アレクは少女の落とし物の光に包まれ、エオスブルクから消滅した。


◇対応話

一章#02a 遭遇

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/2

から

一章#09a 消滅

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/9

──────────────────────

 少女、『セニア』は、装置のなかで目を覚ました。

 セニアは改めて実感する。エオスブルクは『幻の世界』であると。

 エオスブルクの正体は、セニアが暮らす西暦二〇九四年の世界を管理する汎用AI、『オーロラ』の中にうまれたバグデータ(・・・・・)だ。


四五年前に世界を襲った『太陽嵐の厄災』により、人類がオーロラに介入できる領域は、オーロラを破壊し続けるエオスブルク(暁の街)、正式名『ボイド』だけである。


 VRA(ボイド調査局)に所属する潜入部隊『ミラージュ』は、エオスブルクで黒魔術団と敵対視され、VRA上層部からは縮小を命じられながら、細々と調査を続けていた。


 今任務も成果はなし。セニアが自身の部屋、『四〇三号室』で身体を拭く最中に、街から消滅したアレクが突如出現した。


◇対応話

一章#10a Casket room

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/10

から

一章#12a 再会

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/12

──────────────────────


アレクは、ミラージュ司令官『ハワード』や『マヤ博士』からエオスブルクの真実とオーロラについて知らされる。動揺が積み重なり、さらに驚愕の事実を知る。

『アレクが生きる目的だった、死んだ母はもとから存在しない』


 アレクがいまも生きる理由は、死なせた母への罪滅ぼし。病気にさせ、救えなかった母に対する思いだけだった。

 アレクは慟哭した。


◇対応話

一章#15a 極光の回廊(コリドール) Ⅰ. AURORA

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/15

から

一章#20a 〜返してくれるひと〜

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/20

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 夜。セニアはアレクに謝ろうとしていた。母親を真の意味で失い、慟哭したアレクを怒鳴ったこと。

 セニア自身も孤独を感じ暮らしていた。彼女の義理の父親はハワードだが、セニアが慕うのは、出会えない母親のAIオーロラだけ。

 ふたりの境遇はどこか似通っており、セニアはアレクの前で謝る。

 喧嘩ののち、ふたりの距離は近づいた。


◇対応話

一章#22a Re-Debriefing

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/22

一章#23a 喧嘩

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/23

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 セニアの部屋、四〇三号室でアレクは、エオスブルクに帰りたい気持ちが膨んでいく。そんな中、エオスブルクつまりボイドが急激な変化、『遷移』をおこした。


 ミラージュのメンバーが部屋を去った僅かな時間、アレクは思いがけなく街へ帰る。

 しかし、暁の街エオスブルクは、すでにアレクが暮らしていた街ではなくなっていた。


◇対応話

一章#26a 消失

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/26

一章#27a アカツキ ノ マチ/あるいは少女の決心

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/27

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 抜け殻のようになったアレクは自宅に帰る。そこには、変化した世界でも『生き続ける』、母との思い出の品があった。

アレクは、変わり続ける街エオスブルクと、二〇九四年の世界の共存を目指す決意を抱く。


◇対応話

一章#28a 一歩

https://ncode.syosetu.com/n3531ej/28


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