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灯狩

作者: 天川乃天

はじめまして。

ページを開いていただいてありがとうございます。

初めての作品です。

ハロウィンが近いのでイメージして創りました。

よろしくお願いします。

黒い羽飾りの下から映える黒水晶

雫が落ちて

艶やかに光る君の瞳に

僕は目がとまる

君はそっと微笑ですぐに飛んで行ってしまった

オレンジの灯りが一面に咲き誇るとき

僕は君の残像を追うよ


バサリと落ちたその音は

コウモリかミミズクかそれとも君か


今宵の宴はなにを捕ろうか

果てなく続く闇夜の残り香に

君の残香を追い求めて


オレンジの月明かりに

君の姿を感じて


闇の雲に月光が注ぐよ

薄いオレンジの

それはそっと吹く溜め息のように


僕を覆う闇夜の影に

君の瞳を重ねてみるよ


深く

暗く

それなのに

跡形もなく


僕の想いを

鷲掴みにして

どこまでも飛んでいく


消え去ってしまった後に残るものは

目をつたう滴か

声にならない言葉か

空を掴むか


あの時

あの時


オレンジの灯りが

僕に灯ったとき

きっと僕は

あの時を掴み取るだろう


君の瞳を狩ろう


瞬く間に羽ばたく君の姿を射止めて

良かったら、感想いただけると嬉しいです。

お読みいただきありがとうございます。

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