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〈第四章あらすじ&登場人物紹介〉

===第四章 あらすじ===




(ムスカ)〉の潜伏先は、王族(フェイラ)所轄の庭園だった。しかも、〈(ムスカ)〉の背後にいるのは、この国の事実上の最高権力者『摂政』であることも判明し、迂闊に手を出すことができない鷹刀一族は、悶々とした日々を過ごしていた。


 リュイセンにプロポーズされたものの、返事ができずにいたミンウェイは、ひとり思い悩んでいた。そこにリュイセンが現れ、「プロポーズはなかったことにして欲しい」と告げる。


「ミンウェイを困らせただけだった」と彼は言い、「愛している」と囁いて去っていった。




 一方、〈(ムスカ)〉は――。


 二ヶ月前。熱暴走が止まらなくなり、死に直面した〈(サーペンス)〉――〈天使〉のホンシュアは、〈(ムスカ)〉に重要なことを告げていた。




 この国で王になれるのは〈神の御子〉の姿をした者のみ。そのため、〈神の御子〉が生まれず、王家が断絶の危機に陥ったとき、王の私設研究機関である〈七つの大罪〉は『過去の王』の遺伝子を使ってクローンを作る。――これは決まりである。


(サーペンス)〉は「女王に頼まれた」と言って、『目が見える』『王の力を持たない』という特徴を持った『特別な王』を作るように〈(ムスカ)〉に依頼した。


 そもそも『〈(ムスカ)〉』という存在は、『特別な王』を作れるのは『死んだ天才医師〈(ムスカ)〉』しかいないと考えた〈(サーペンス)〉が、『蘇生』の技術を使って作り出した『もの』だった。『蘇生』といっても完璧ではなく、五十路近い肉体に、三十代の記憶を入れるという不完全なものである。それは、ちょうどよい肉体を用意できなかった〈(サーペンス)〉が、生前の〈(ムスカ)〉の研究室に遺されていた『時間と共に老いていく、彼と妻』の肉体を見つけ、そのうちの彼のほうを使ったためだった。


(ムスカ)〉に『特別な王』を作ってもらいたい〈(サーペンス)〉は、『〈(ムスカ)〉のオリジナルであるヘイシャオは、鷹刀イーレオに殺された』と嘘を教えた。そして、復讐を手伝う代わりに『特別な王』を作って欲しいという取り引きを持ちかけたのだった。




『特別な王』の研究を進めていくうちに、〈(ムスカ)〉は素材として渡された遺伝子が『過去の王』のものではないことに気づき、『彼』が何者であるかを察し、〈(サーペンス)〉の正体が鷹刀セレイエだと見抜いた。そして、『特別な王』を望んでいるのは女王ではなく、〈(サーペンス)〉自身だと悟る。


 死の間際になって「鷹刀イーレオがオリジナルを殺したというのは嘘」と明かした〈(サーペンス)〉に対し、〈(ムスカ)〉は「鷹刀を大切に思っているにも関わらず、鷹刀を巻き込んだ理由は、『藤咲メイシアを鷹刀の屋敷に送り込む』必要があったからだ。あの娘には、何が隠されているのだ?」と詰め寄る。


(サーペンス)〉は「『〈(ムスカ)〉』に言うべき情報ではない」と言いつつ、〈(ムスカ)〉の耳に何かを囁き、「『あなた』の最期が安らかであることを願う」と言い遺して、この世を去った。




 斑目一族の不興を買った末に、命まで狙われる羽目になった斑目タオロンは、〈(ムスカ)〉に(かくま)われる生活を送っていた。


(ムスカ)〉は、タオロンが逆らえないようにするために、娘のファンルゥに腕輪を付けさせた。ファンルゥ本人には『部屋から脱走しようとすると、音が鳴る腕輪』と説明してあるが、実は『〈(ムスカ)〉のリモコンで毒針が飛び出す腕輪』であった。


 ある日、〈(ムスカ)〉は、タオロンたち私兵に通達する。「この館の持ち主である摂政が、貴族(シャトーア)の藤咲ハオリュウを招いて、ここで会食を開く」――と。




 摂政に会食に招かれたハオリュウは、鷹刀一族に対し、『車に隠れて、〈(ムスカ)〉のいる庭園に侵入する』作戦を提案した。『脱出については、タオロンに頼るしかない』という作戦だったが、満場一致で受け入れられ、ルイフォンとリュイセンが行くことに決まった。


 しかし、そもそも『何故、ハオリュウが摂政に招かれたのか』。罠ではないかと恐れるルイフォンたちにハオリュウは強がるが、最終的には、同じ館に入るルイフォンたちに援護を頼んだ。


 また、足の悪いハオリュウの介護者として乗り込む者は緋扇シュアンと決定し、問題の庭園への侵入、そして〈(ムスカ)〉捕獲の作戦が定まった。






===登場人物===




鷹刀ルイフォン


 凶賊(ダリジィン)鷹刀一族総帥、鷹刀イーレオの末子。十六歳。


 ――ということになっているが、本当は次期総帥エルファンの息子なので、イーレオの孫にあたる。


 母親のキリファから、〈(フェレース)〉というクラッカーの通称を継いでいる。


 端正な顔立ちであるのだが、表情のせいでそうは見えない。


 長髪を後ろで一本に編み、毛先を母の形見である金の鈴と、青い飾り紐で留めている。


 凶賊(ダリジィン)の一員ではなく、何にも属さない「対等な協力者〈(フェレース)〉」であることを主張し、認められている。




※「ハッカー」という用語は、本来「コンピュータ技術に精通した人」の意味であり、悪い意味を持たない。むしろ、尊称として使われている。


 対して、「クラッカー」は、悪意を持って他人のコンピュータを攻撃する者を指す。


 よって、本作品では、〈(フェレース)〉を「クラッカー」と表記する。




メイシア


 元・貴族(シャトーア)の藤咲家の娘。十八歳。


 ルイフォンと共に居るために、表向き死亡したことになっている。


 箱入り娘らしい無知さと明晰な頭脳を持つ。


 すなわち、育ちの良さから人を疑うことはできないが、状況の矛盾から嘘を見抜く。


 白磁の肌、黒絹の髪の美少女。






[鷹刀一族]


 凶賊(ダリジィン)と呼ばれる、大華王国マフィアの一族。


 秘密組織〈七つの大罪〉の介入により、近親婚によって作られた「強く美しい」一族。


 ――と、説明されていたが、実は〈七つの大罪〉が〈(にえ)〉として作った一族であった。




鷹刀イーレオ


 凶賊(ダリジィン)鷹刀一族の総帥。六十五歳。


 若作りで洒落者。


 かつては〈七つの大罪〉の研究者、〈悪魔〉の〈獅子(レオ)〉であった。




鷹刀エルファン


 イーレオの長子。次期総帥。


 ルイフォンとは親子ほど歳の離れた異母兄弟ということになっているが、実は父親。


 感情を表に出すことが少ない。冷静、冷酷。




鷹刀リュイセン


 エルファンの次男。イーレオの孫。十九歳。本人は知らないが、ルイフォンの異母兄にあたる。


 文句も多いが、やるときはやる男。


『神速の双刀使い』と呼ばれている。


 長兄レイウェンが一族を抜けたため、エルファンの次の総帥になる予定であり、最後の総帥となる決意をした。




鷹刀ミンウェイ


 母親がイーレオの娘であり、イーレオの孫娘にあたる。二十代半ばに見える。


 鷹刀一族の屋敷を切り盛りしている。


 緩やかに波打つ長い髪と、豊満な肉体を持つ絶世の美女。ただし、本来は直毛。


 薬草と毒草のエキスパート。医師免状も持っている。


 かつて〈ベラドンナ〉という名の毒使いの暗殺者として暗躍していた。


 父親ヘイシャオに、溺愛という名の虐待を受けていた。




草薙チャオラウ


 イーレオの護衛にして、ルイフォンの武術師範。


 無精髭を弄ぶ癖がある。




キリファ


 ルイフォンの母。四年前に当時の国王シルフェンに首を落とされて死亡。


 天才クラッカー〈(フェレース)〉。


〈七つの大罪〉の〈悪魔〉、〈(スコリピウス)〉に〈天使〉にされた。


 また〈(スコリピウス)〉に右足首から下を斬られたため、歩行は困難だった。


 もとエルファンの愛人で、セレイエとルイフォンを産んだ。


 ただし、イーレオ、ユイランと結託して、ルイフォンがエルファンの息子であることを隠していた。


 ルイフォンに『手紙』と称し、人工知能〈スー〉のプログラムを託した。




〈ケル〉〈ベロ〉〈スー〉


 キリファが作った三台の兄弟コンピュータ。


 表向きは普通のスーパーコンピュータだが、それは張りぼてで、真の姿は〈七つの大罪〉の技術を使った、人間と同じ思考の出来る光の糸、あるいは光の(たま)である。


〈ベロ〉に載せられた人格は、シャオリエを元に作られているらしい。


〈ケル〉は、キリファの親友といってもよい間柄である。


 また〈スー〉は、ルイフォンがキリファの『手紙』を正確に打ち込まないと出てこない。




セレイエ


 エルファンとキリファの娘。


 表向きは、ルイフォンの異父姉となっているが、同父母姉である。


 リュイセンにとっては、異母姉になる。


 生まれながらの〈天使〉。


 貴族(シャトーア)と駆け落ちして消息不明。


 メイシアを選び、ルイフォンと引き合わせた、らしい。


 メイシアのペンダントの元の持ち主で、『目印』としてメイシアに渡した、らしい。


 四年前にルイフォンに会いに来て、〈天使〉の能力で何かをした、らしい。






[〈七つの大罪〉・他]




〈七つの大罪〉


 現代の『七つの大罪』=『新・七つの大罪』を犯す『闇の研究組織』。


 実は、王の私設研究機関。




〈悪魔〉


 知的好奇心に魂を売り渡した研究者を〈悪魔〉と呼ぶ。


〈悪魔〉は〈神〉から名前を貰い、潤沢な資金と絶対の加護、蓄積された門外不出の技術を元に、更なる高みを目指す。


 代償は体に刻み込まれた『契約』。――王族(フェイラ)の『秘密』を口にすると死ぬという、〈天使〉による脳内介入を受けている。




『契約』


〈悪魔〉が、王族(フェイラ)の『秘密』を口外しないように施される脳内介入。


 記憶の中に刻まれるため、〈七つの大罪〉とは縁を切ったイーレオも、『契約』に縛られている。




〈天使〉


「記憶の書き込み」ができる人体実験体。


 脳内介入を行う際に、背中から光の羽を出し、まるで天使のような姿になる。


〈天使〉とは、脳という記憶装置に、記憶(データ)命令(コード)を書き込むオペレーター。いわば、人間に侵入(クラッキング)して相手を乗っ取るクラッカー。


 羽は、〈天使〉と侵入(クラッキング)対象の人間との接続装置(インターフェース)であり、限度を超えて酷使すれば熱暴走を起こす。




〈影〉


〈天使〉によって、脳を他人の記憶に書き換えられた人間。


 体は元の人物だが、精神が別人となる。




『呪い』・便宜上、そう呼ばれているもの


〈天使〉の脳内介入によって受ける影響、被害といったもの。悪魔の『契約』も『呪い』の一種である。


 服従が快楽と錯覚するような他人を支配する命令(コード)や、「パパがチョコを食べていいと言った」という他愛のない嘘の記憶(データ)まで、いろいろである。




『di;vine+sin;fonia デヴァイン・シンフォニア計画(プログラム)


 セレイエが企んでいる計画。


 この計画のために、〈(ムスカ)〉は『特別な王』を作らされた。


 詳細は、まだ謎に包まれている。


『di』は、『ふたつ』を意味する接頭辞。『vine』は、『(つる)』。


 つまり、『ふたつの(つる)』――転じて、『二重螺旋』『DNAの立体構造』――『命』の暗喩。


『sin』は『罪』。『fonia』は、ただの語呂合わせ。


 これらの意味を繋ぎ合わせて『命に対する冒涜』と、ホンシュアは言った。




ヘイシャオ


〈七つの大罪〉の〈悪魔〉、〈(ムスカ)〉。ミンウェイの父。故人。


 医者で暗殺者。


 病弱な妻のために〈悪魔〉となった。


〈七つの大罪〉の技術を否定したイーレオを恨んでいるらしい。


 娘を、亡くした妻の代わりにするという、異常な愛情で溺愛していた。


 そのため、娘に、妻と同じ名前『ミンウェイ』と名付けている。


 十数年前に、娘のミンウェイを連れて現れ、自殺のような状態でエルファンに殺された。




現在の〈(ムスカ)


 セレイエが『特別な王』を作らせるために、蘇らせたヘイシャオ。


 セレイエに吹き込まれた嘘のせいで、イーレオの命を狙ってきた。


 また、何かを知ったため、タオロンに命じ、メイシアをさらおうとした。


 ヘイシャオそのものだが、記憶と肉体の年齢が合っていない。




ホンシュア


 セレイエの〈影〉で、体は〈天使〉化してあった。


〈影〉にされたメイシアの父親に、死ぬ前だけでも本人に戻れるような細工をしたため、体が限界を超え、熱暴走を起こして死亡。


 死ぬ前に、〈(ムスカ)〉に対し、メイシアに関する重大な事実を告げたらしい。




(サーペンス)


 セレイエの〈悪魔〉としての名前。


(ムスカ)〉が、セレイエの〈影〉であるホンシュアを〈(サーペンス)〉と呼んでいたため、ホンシュアを指すこともある。




ライシェン


 ホンシュアがルイフォンに向かって呼びかけた名前。


 それ以外は不明。




斑目タオロン


 よく陽に焼けた浅黒い肌に、意思の強そうな目をした斑目一族の若い衆。


 堂々たる体躯に猪突猛進の性格。


 二十四歳だが、童顔ゆえに、二十歳そこそこに見られる。


 ファンルゥの母親である最愛の女性を斑目一族に殺害されている。


 斑目一族が愛娘に害を及ぼさないようにと、不本意ながら〈(ムスカ)〉に従うことになった。が、ルイフォンたちに協力して、〈(ムスカ)〉の居場所を教えてくれた。




斑目ファンルゥ


 タオロンの娘。四、五歳くらい。


 くりっとした丸い目に、ぴょんぴょんとはねた癖っ毛が愛らしい。


 人質であるため、〈(ムスカ)〉に毒針の出る腕輪をはめられている。


 ただし、本人には「部屋から出ようとしたら音の鳴る腕輪」と説明されている。






[藤咲家・他]




藤咲ハオリュウ


 メイシアの異母弟。十二歳。


 父親を亡くしたため、若年ながら藤咲家の当主を継いだ。


 十人並みの容姿に、子供とは思えない言動。いずれは一角の人物になると目される。


 異母姉メイシアを自由にするために、表向き死亡したことにしたのは彼である。


 女王陛下の婚礼衣装制作に関して、草薙レイウェンと提携を決めた。




藤咲コウレン


 メイシア、ハオリュウの父親。厳月家・斑目一族・〈(ムスカ)〉の陰謀により死亡。




藤咲コウレンの妻


 メイシアの継母。ハオリュウの実母。


 心労で正気を失ってしまい、別荘で暮らしていたが、メイシアがお見舞いに行ったあとから徐々に快方に向かっている。




緋扇(ひおうぎ)シュアン


『狂犬』と呼ばれるイカレ警察隊員。三十路手前程度。イーレオには『野犬』と呼ばれた。


 ぼさぼさに乱れまくった頭髪、隈のできた血走った目、不健康そうな青白い肌をしている。


 凶賊(ダリジィン)の抗争に巻き込まれて家族を失っており、凶賊(ダリジィン)を恨んでいる。


 凶賊(ダリジィン)を殲滅すべく、情報を求めて鷹刀一族と手を結んだ。


 敬愛する先輩が〈(ムスカ)〉の手に堕ちてしまい、自らの手で射殺した。


 似た境遇に遭ったハオリュウに庇護欲を感じ、彼に協力することにした。


 




[王家・他]




アイリー


 大華王国の現女王。十五歳。


 彼女の婚約を開始条件(トリガー)に、すべてが――『デヴァイン・シンフォニア計画(プログラム)』が始まったと思われる。


 メイシアの再従姉妹(はとこ)にあたるが、メイシア曰く『私は数多の貴族(シャトーア)のひとりに過ぎなかった』。




シルフェン


 先王。四年前、腹心だった甥のヤンイェンに殺害されたらしい。




ヤンイェン


 先王を殺害し、幽閉されていたが、女王の婚約者として表舞台に戻ってきた謎の人物。


 メイシアの再従兄妹(はとこ)にあたる。


 平民(バイスア)を後妻に迎えたメイシアの父、コウレンに好意的だったらしい。




カイウォル


 摂政。女王の兄に当たる人物。


 摂政を含む、女王以外の兄弟は〈神の御子〉の外見を持たないために、王位継承権はない。






[草薙家]




草薙レイウェン


 エルファンの長男。リュイセンの兄。


 エルファンの後継者であったが、幼馴染で妻のシャンリーを外の世界で活躍させるために


鷹刀一族を出た。


 ――ということになっているが、リュイセンに後継者を譲ろうと、シャンリーと画策したというのが真相。


 服飾会社、警備会社など、複数の会社を興す。


 


草薙シャンリー


 レイウェンの妻。チャオラウの姪だが、赤子のころに両親を亡くしたためチャオラウの養女になっている。


 王宮に召されるほどの剣舞の名手。


 遠目には男性にしかみえない。本人は男装をしているつもりはないが、男装の麗人と呼ばれる。




草薙クーティエ


 レイウェンとシャンリーの娘。リュイセンの姪に当たる。十歳。


 可愛らしく、活発。




鷹刀ユイラン


 エルファンの正妻。レイウェン、リュイセンの母。


 レイウェンの会社の専属デザイナーとして、鷹刀一族の屋敷を出た。


 ルイフォンが、エルファンの子であることを隠したいキリファに協力して、愛人をいじめる正妻のふりをしてくれた。


 メイシアの異母弟ハオリュウに、メイシアの花嫁衣装を依頼された。






===大華王国について===




 黒髪黒目の国民の中で、白金の髪、青灰色の瞳を持つ王が治める王国である。


 身分制度は、王族(フェイラ)貴族(シャトーア)平民(バイスア)自由民(スーイラ)に分かれている。


 また、暴力的な手段によって団結している集団のことを凶賊(ダリジィン)と呼ぶ。彼らは平民(バイスア)自由民(スーイラ)であるが、貴族(シャトーア)並みの勢力を誇っている。



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