『人間になろうと思ったけど、大概諦めた猫』
ちょいと猫、書いてみました。
皆様には夢というのがおありでございますか?
消防士・警察官・パイロット・小説家に、
漫画家、はたまた教師や政治家など様々な『夢』を御持ちであることでしょう。
私は猫で動物ですが、夢を持っております。
それは《人間になることです》
私が産まれて間もない頃に、歩道の隅で捨てられていたところを、可愛げある少女さんに拾って頂いて、それでもって生かして頂いきたました。
その頃から、私は人間になりたいと思っておりました。
理由は当然、その少女さんにお礼をすることです。
……と言っても、人間社会に興味があるという理由もありますがね。
そして、その夢を持ってから、早十五年。
私は今、十七歳です。
と言っても、これは猫の年齢で表しておりますので、人間寿命に直すと、八十四歳程度でしょうか。
いやはや、十五歳のあたりからボケが進行しておりまして、トイレを失敗してしまったり、意味もなく鳴いてしまったりしてます。
まぁそんなボケの進行もありまして、私。
もう人間目指しません。
……だって、今の私が人間になっても八十四歳の爺ですよ。
需要ないです。
ピチピチの時なら良かったのですけど、老人では意味がないでしょう。
絶対モテませんしね。
ということで私の夢は七十あたりで砕け散ったわけです。
ん?結局何が言いたいのか、ですか?
それはですね。
人間であることに自信をもってほしいと言うことです。
私だってゲームしたかった……。
マ●オとかしたかったもん。
悪くても、青い猫型ロボットとして生まれたかったです。
ちくしょおおおおおおお!(´Д`)
……っぐ、なに、息が苦し……
ピ───────────────────────────。
その二週間後、猫は死んだ。
猫の魂は七個あり、七回輪廻転生をすると言われるが、まさかのこの話が本当で。
この死んだ猫は、その後、輪廻転生を果たし、二度目の猫人生を歩むことにした。
次こそは人間になるため。
すいません。
締めのところで挫折しました……




