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好き同士

作者: 椎名魅莉

「寒ーい!」


白い息が空気中に漂う。


手袋を着けていても、手先が冷えたままだ。


「そんな格好だからだろ。もっと防寒対策バッチリで来いよ」


…確かに、客観的に見たらミニスカートは寒いかも知れない。


でも…だって!折角の二人っきりのクリスマスだよ!?


名一杯オシャレしたいじゃん!


「龍くんは女心がわかってないなぁー」


「わかんねぇよ。女じゃねぇもん」


…そういう事を言いたい訳じゃないんだけどな…


でも、龍くんだからしょうがない。


そんなところも含めて好きで付き合ってるんだし…


「あ…」


「何?」


龍くんの視線の先をみてみると、巨大なツリー。


確かこれって付き合っている人とみるとその二人は幸せになるって噂の…。


「これ…お前と一緒にみたかったんだ」


「え?」


バッと龍くんの顔をみると目がバッチリとあう。


龍くんはすぐさまツリーに目をそらす。


「きっ綺麗だな!!」


「う…うん…」


色とりどりに飾られた電飾は本当に綺麗で、周りのカップル達も手を繋ぎながらツリーをみている。


ふと、自分の空っぽの手をみる。


「龍くん」


「ん?」


龍くんは返事だけして、顔はまだツリーをみつめていた。


「これからも…ヨロシクね」


龍くんの手を軽く握る。


「!!……ヨロシク」


龍くんは少し躊躇いながらも私の手を握り返しながら呟いた。


横顔をみると、耳が真っ赤に染まっていた。


「あー…今日は寒いな!!」


わざとらしく声を大きくして言う龍くん。


「うん。そうだね」


私は思わず笑ってしまう。





ねぇ龍くん。


耳が赤いのは寒さのせい?


それとも……




ほのぼのっぽく書こうと思ってたのですが・・・


なんか展開が早過ぎますね。


最後まで読んでくださりありがとうごさいました!

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 ほのぼのとしていて、良いですよ! 私はこう言う話、凄く好きです。
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