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あの日流した涙は

作者: 菜の花
掲載日:2025/10/13

 あの日流した涙は

 昨日の夜に取り残された

 真っ暗な夜空の中で

 キラリと輝く光の粒は

 どうにも届きそうにない


 大声で叫んだ言葉は

 今日も伝わらなかった

 真っ白な頭の中で

 木霊する本当の声は

 誰にも届きそうにない


 今日が呼んでいる

 明日の月は見えるだろうか

 太陽は変わらず昇るだろうか


 昨日が叫んでいる

 今日の月は綺麗でしょうか

 太陽は変わらずそこにあるでしょうか


 無駄ではなかったかもしれない

 あの日流した涙は

 心の中に閉じ込めて

 自分だけのものにしよう

 誰にも見つからないように

 鍵をかけて奥の方にしまっておこう


 溜め込みすぎないようにと

 僕のために流れる涙は

 やさしいから

 やさしすぎるから

ご覧いただきありがとうございました。


本音を言えない僕のために、涙がやさしく包んでくれる。


誰かに届きますように。

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