肉体労働は嫌いだ
(-.-)
中学の頃、技術の教科を真面目に受ければよかった。
自分の家の窓を全部木材で重ねてバリケードに改造し終わったあとにそう後悔した。
今日中に終わってよかったと思う反面もしこれで勘違いだったら、旅行から帰ってきた母さんに殺される。父さんは多分爆笑しながら許してくれるだろう。
だがこんだけしても胸騒ぎが収まらない。
できることはやった、食料、家の改造、違法ギリギリの物まで作った。
だがなんだろうこの胸騒。
何かを忘れているような、気がする。
まぁこうゆうのはその内に思い出す。
そんなことよりもまず友達に連絡した、だが返ってきた返信は、
『映画の観すぎ』
『お前はなーにを言っとるん?笑』
まぁこれが普通の反応だよな。
だが一応大事な事は言っておいた。
『とりあえず話したい明日学校に来てくれ』
既読はついたが一人は既読無視、もう一人はスタンプ。
本当に分かってんのかこいつら。
それよりドアでどうやってバリケード作ろう…。
てか買い物と、窓を塞いでたらすっかり夜になっていた。
ドアの事は明日考えよう。
そう思いながら俺は眠りについた
翌日、地獄が待っていると知らずに。
(;_;)