【登場人物など】第1章のあれこれ
【登場人物】
・セレスティーヌ・タリス 17歳 155cm
黒髪銀目の子爵令嬢。真面目な女の子。責任感が強く真面目で年齢の割に落ち着いてはいるが、時折一生懸命になり過ぎて猪突猛進気味になるところがある。
社交が苦手で、逆に仕事など身体と頭を動かすことが好き。
小柄で愛らしい顔をしている。見目に似合わず超酒豪。お菓子とモフモフが好き。
・アマンダ(本名:アマデウス) 23歳 195cm
銀髪黒目の高位貴族(?)。女装をしているが物凄く強い筋骨隆々で姉御肌、気の良い青年。
普段は豪華なドレスに金髪の巻き髪のズラを被り、分厚いつけまつげと青いアイシャドゥ、紅いルージュという姿をしている。素顔は美男子。
片思いしていた親友兼護衛兼側近にフラれて傷心旅行中にセレスティーヌに出会い、共に旅をすることに。小さくて可愛いモノ、お酒と美味しいものが好き。
・ジェイ 30代半ば 168cm
茶髪鳶色目の隠密。アマンダのお目付け役であり密偵。アマンダにこき使われている。
飄々とした性格で、語尾が疑問形になる癖がある。変装の名人。
・アンソニー・フォレット 23歳 180cm
金茶緑瞳。将来を有望視されている侯爵子息。めっちゃ眉目秀麗。
色味は優し気な春の色合いだが、造作はクールで振る舞いもドS。
アマンダの親友であり、サポート役。口は悪いが結局世話を焼くアニキ体質。
・カルロ・グレンヴィル 22歳 187cm
赤毛蒼眼。アマンダの親友であり側近であり、想い人。最近婚約した。
身体は大きいが、優しくて気の良い大型犬みたいな伯爵令息。
剣の腕はとてもいい。
・サウザンリーフ公爵 50代 181cm 80kg
王国6公爵家の一つ、サウザンリーフ領の領主。
剣豪騎士、ペッシュ・ジャン・ピエールに傾倒する(?)気の良いおじさん公爵。
【地域など】
〇エストラヴィーユ王国……異世界の某所にある国。
〇オステン領……王家の直轄地で商業や工業の中心地である王都イースタンと、田園地帯である都下地域を合わせてそう呼ぶ。各所に管理代官を置いて領地経営をしている。
・王都イースタン……23区域に分かれている。商業・工業・学術と、国の中心都市。
・ユイット……都下と呼ばれる田園地帯にある街。レイトン伯爵が管理代官を務めている。
〇サウザンリーフ領……王国の東~南東部に位置する領地。領地の多くを海に囲まれている。
近隣にある他貴族の領地も合わせて『サウザンリーフ地方』と呼ばれることもある。
・インレット……ドリームランドがある街。王都に近い場所にある。
・ヴェッセル……サウザンリーフ領有数の港町。北東部の端っこにある。
・ドリームランド……アミューズメントパーク的なもの。
・ナッツ……領地の名産品。『ミソ・ピー』という郷土料理がある。
・グランヴァリ川……複数の領地を隔てる大きな川
・剣豪騎士、ペッシュ・ジャン・ピエール…… peche(桃)、ジャン・ピエール(某語で太郎的な名前)
時代劇『桃〇郎侍』の西洋版。鬼(オーガ)のお面にマントをたなびかせて、白馬に乗ってやって来る。全身甲冑の胸に桃の印が描かれている。
ちなみに本家は基本、馬に乗って登場はしない。甲冑も着ていない上に、マントではなく薄羽織を手に回転する。