医者の終わり冒険の始まり
俺はレオ・ド・アクセル
ただのボランティアでやっている医者だ。
この世界には魔法がある。
魔法とは、世界を管理していると思われている大憲章の中枢概念に、術を理解している者がアクセスする事で、3次元ユークリッド空間をねじ曲げる事で、物体が変化したり物体が生成される事を指す。
そして俺はいつも怪我している人を治療するために使っている。
俺って優しい!
そして俺は意外と凄く、死者すらも蘇生できる程の力を持っている。
ここまでの能力を持つ者はそうそう居ない。
そして今、俺はそんな魔法能力世界大会に出場している。さらにその結果が発表される瞬間なのだ。
「第1回魔法能力世界大会優勝者は、レオ・ド・アクセルです!!」
と発表された瞬間大歓声があがった。
優勝の決定打になったのはなんでも、攻撃、防御、回復の三拍子全てが使え、難易度がより高くなる汎用型なのが決定打になったそうだ。
「よっ世界一」「やっぱり勝っただねレオ。信じてたよ!」
「優勝したレオさんにインタビューしたいと思います! レオさん。今のお気持ちは」
「今までの努力が報われた気分です!!」
「そうですか、ありがとうございます!!」
「よし今日はお祭り騒ぎだーーーー!!」
と、どんどん大会会場は、お祭り会場化していく。
そりゃそうだ いつもは、怪我人の治療して街の病院と呼ばれている人が世界一を取ったのだ。当たり前の騒ぎだが、
「でもこりゃすごいな〜」
正直俺もびっくりしている。
そして心優しい俺は、どうせならこの力を世界の為に使えないかな? 等と考えていると、「良いこと思い付いた」
マグナ・カルタを倒しに行こうかな?
マグナ・カルタとは魔法を悪用し、
世界に災いをもたらすとされ、恐れられている大悪魔だ。
よしそうしよう! 怪我しても治癒魔法すれば何とかなるし、とゆるゆるの決断をした。
世界から恐れられている大悪魔を倒すというのに、全く。
思い立ったらすぐに行動した。
そういう性格なのだ。
装備やら食料やらを集めていく、
「ドライフルーツに、着替えに、寝袋に、テントに、てか持っていく物多くないか?」等と嘆いていると、ふと目に剣が写った。
「剣は、いらないか。邪魔になるだけだし」 と持っていくのはやめた。邪魔になるし、何より近接攻撃は好きじゃない。
近くで攻撃するなんて、危険じゃないか、わざわざ近くまで行って攻撃に当たりに行っているもんだ。
その点魔法と言うのは素晴らしい。
遠距離から攻撃できるから相手の攻撃が当たりずらい。
そして範囲攻撃すればザコも一掃する事ができるし、
なんせ手ぶらで攻撃できる。
剣なんてそんな危険で使い勝手の悪い物。誰が使うのだろか、
そんな感じで剣を侮辱していると、
いつの間にか準備が終わった。
「カバン重っ」
カバンの重さにびっくりしながらも
準備が終わったらすぐに家を飛び出し、街の人々に挨拶した。
挨拶した際「頑張ってくれ」や「レオが行ったら絶対勝てるね!」
等の言葉をもらった。やはり自分は信頼されていると改めて感じた。
そして街をでた。