とどかない
とどかない
とどかない
その高みに
いくらこの手を伸ばしても
いくらバレリーナのようにつま先立ちしても
それを取ろうとしても
私の手にとどかない
私の手は何も掴む事が出来ない
まるで……
天空の星を掴もうとするように
いつもそれはスルリと私の手をすり抜ける
いつもそれはスルリと私の横をすり抜ける。
届かない高み
努力は無駄だと嘲笑われ
費やした時は意味など無いと罵られても
それでも
諦めることなく
言葉を紡ぎ
文字を書く
何時かそれを掴むまで
何時か私が書いた物語が
誰かの心に届くまで
私は諦めず
物語を紡ぎ出す
~ Fin ~
何と無く今年は自分に向き合う年だそうで。で……今更基本を学ぼうとしてへこんだ時に出てきた詩です。
基本は大事。で……凹む。悪循環の繰り返し。あがきまくって書くしかないのか?
いつになったら満足の行ける作品ができるんだ?