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この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

傾いた世界の夢の中で

作者:千絵師 八猫
他人の夢の話ほどつまらないものはない、という言葉をその昔誰が言っていたのかは忘れたけれど.

その言葉が本当ならば、僕の今からする話は、とても退屈でつまらないものになるのだろう.


坂と階段で埋め尽くされた、斜めに傾いた住宅街.
そこで出逢う、どこかで聞いた事があるような名前の住人達.

それは不思議で不気味で、危なくて優しくて.


…うん、正直に話そう.
溜息を吐かれても文句は言うまい.
これは僕が見る、夢の話だ.

序章
2019/07/08 21:50
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