第5話 再出発
「エェー!?」
「あれ?言ってなかった?」
「聞いてないわよ!初耳よ!」
「ごめんねぇ〜霊夢〜」
「オロロロロロ!」
「え?どうしたの?」
「紫の持ってきたヤ〇ルト20本飲んだらこうなった…うぷっ…」
「飲んでる場合!?…ハァ…早く裕樹を白玉楼に連れて行きまsオロロロロロ!」
「もらいゲ〇!?」
…とまぁこんな感じでゲ〇のやり取りがしばらく続いた…きたねぇなオイ…
【10分後】
「ふぅ…やっとおさまった」
「ほら…早く祐樹をスキマで連れて行ってよ」
「断る」
「ふぇ?なんでよ?」
「霊夢が連れて来てね〜先に行ってるわ〜」
「あ!!ちょっ…ちょっと!!」
紫はスキマを出して行ってしまった。残されたのは霊夢と半人半霊になった祐樹だ。
「…ハァ…しょうがないわねー」
霊夢は疲れてうつ伏せになって寝ている祐樹を背中から抱きしめると、白玉楼目指して飛び立った。
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「アハハハハ!お父さーんこっちこっち!」
「おー!相変わらず元気だなぁ妖夢は!」
「そうねぇ。妖夢はもう5歳だから今がいっぱい遊びたくなる時期よ」
「それもそうだな、この子ももうすぐ5歳だけど、妖夢と比べて暗くないか?」
「いえいえ、この子にはこの子なりの生き方が見つかりますよ」
「そうだよな、ところで前から気になってたんだが
、お前と妖夢とこの子の近くにいるこの白いのは何だ?」
「これは魂魄家特有の半霊ですよ。私のお父さんにもちゃんとあります」
「確か白玉楼で庭師やってたな。あぁ幽々子様はいつになってもお美しい」
「ほんと羨ましいわぁ」
「いやいやお前だって美しいよ!」
「まぁ、あなたったら」
「「アハハハハハハハ!」」
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「ん?なんだ夢か、ふわぁ〜、長い夢だったなぁ」
「あ、やっと起きた」
「あれ!?霊夢さん!?」
「あら、私の名前知ってるのね」
「もちろんです。ていうか今何してるんですか?」
「紫があなたを白玉楼に連れて行けって言ったから連れて行ってるのよ」
「あの…霊夢さん」
「ん?なぁに?」
「離してくれて良いですよ。あとは自分で飛びますんで」
「え?あなた飛べるの?」
「紫から飛び方教わったんで大丈夫です」
「それじゃあ離すわよ」
パッ
「うわぁぁあ!」
「ちょっと!!飛べてないじゃない!!」
「飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる飛べる」
フワッ
「あ、飛べた」
「エェー!?そんな簡単に飛べるものなの!?」
「はい。紫さんに自分は飛べると意識したら飛べると言われて…」
「へ、へぇー…」
「さて、早く白玉楼へ行きましょう!」
「そうね、急ぎましょう」
「ところで、」
「うん?どうしたの?早く行こうよ」
「…白玉楼ってどこですか?」
「そこからぁー!?」
【あとがき】
エッチィのは嫌いですという方はご注意ください。
この先書いてしまいそうな気がするので…
それと更新遅くなりすみませんm(_ _)m
次回は早めに書き上げる予定です。
【次回予告】
ついに目覚めた半人半霊祐樹!!
なんと空が飛べるのだ!!すごいね!!羨ましい!!
白玉楼へ出発だ!!妖夢との再会はどんな感じになるのか!?
さぁーて第6話もサービス、サービス♪