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まつろわぬ鬼(旧 機械化歩兵の21g)  作者: よしお
第1章 出会いと敵対と
4/21

進化と襲撃

ちょっとグロイかもです

昨日は25人と一人で一頭丸ごと食べた。残った肉は女性(メス?)と今日燻製にするつもりだ。

寝床として入り口近くの窪みに身を寄せていたので人口筋肉とはいえ、体を伸ばす。

「はぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!?」

奥から叫び声が聞こえる。飛んで覗きに行くと知らない種類のヤツがいた。

ゴブリンより体が大きく理性的な顔をしている。

「誰だオマエ。」

「あ~。村長です。なぜか進化しました」

本人がぽかーんとしてるし。

「ええっと、おめでとう?」

「ありがとう?」

お互い困惑している。

腰巻が落ちて見たくないものが見えている。

腰巻作りなそうか。というか、服を作ろうか。

怯えていた女性にお願いして服を作ってもらうことにする。

「しかし、何故お前だけ進化したんだ?みんな食っただろ」

話を聞いて見るとどうも村長だけ狩りの上手いゴブリンだったらしい。

それまでの経験値+大猪を食べたおかげで進化したのだろう。たぶん、時間はかかっても進化していたのだろう。トリガーは獲物の肉だったのだ。


「ぎゃ嗚呼あああああああああああああああ!!!」

今度は入り口のほうで叫び声、断末魔が聞こえる。村長と2人で飛んでいくと、鎧と片手剣に盾を持った男がゴブリンを切り殺していた。

「!”#$%&’()=~|QWERTYUIOP‘」

何か言ってせせら笑っている。切り殺したのは若い女性だったらしい

「?><MNVXZ!?」

俺に気がついたのかびっくりしとる。俺にも剣を向けるか。あかん、イラッとした。

《コミュニケーションプログラムがアップデートしました》

「お前何者だ!?ゴブリンの巣から出てくるなんて!?」

「こいつらの友人さ」

「は?」

ドスッ

鈍い音を出して俺の拳がこの男の鎧ごと胸を貫く。

「グフッ!?」

驚愕したような顔で俺を見てずるずると男は死体に変わる。

「仇は討たんと。」

殺した理由を告げると理解できないような顔をしてモノに変わった。

ヒュンッ

風を切る音を出して飛んできた矢を掴む。

外には仲間がいるようだ。

「ちょっと出てくる」

村長に告げると俺は洞窟の外に出た。

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