本編に入る前に 人物紹介1
登場人物が結構沢山いるので、一度纏めて見ました。話の整理になれば幸いです。
(なお、各人物は名前の一部を変えたりしているので、実際の本人の名前とは異なります。容姿や性格はまんまですが。台詞や行動とかもなるべく忠実に再現していますがね…)
小倉士郎
高校二年生(現在は19歳で社畜二年目です)。このノンフィクション小説の筆者。
普段から口数が少なく、積極的に前に出れない消極的な性格。良く言えば平凡な、悪く言えば特徴のない人間。オマケに極度のコミュ障で口癖がめんどくさいの無気力人間。演劇同好会を立ち上げた中心人物の一人で、浅田とは互いに信頼し合える中である(因みに現在でも週一で遊ぶ仲です)。昔と性格が変わってしまった美羽の姿や振る舞いを見て、女という人間を偏見の目で見るようになる。
高校三年までは総合格闘技を、それからは合気道を習い始め、今では趣味の一つとなっている。他の趣味はセスナ飛行とアコギ。
香住美羽
高校二年生。(現在は筆者と同じ年齢。大学二年生)
筆者とは、言ってみれば同じコインの裏表のように絶対に同じ方向を向かないーー真逆の性格。性格は明るく前向きで、何事にもチャレンジしようし、積極的に前に率先して出て活躍する性格で、その上に陰湿な女子生徒間で起きていた虐めの被害者であるクラスメイトの女子を助けたりと正義感ある人間。
だが、それも中学生のときの話で高校に入学してからは今までの性格は表の性格となり、自分の友人である人間には少し冷めたような裏の性格を見せるようになる。同時に、親も教師も馬鹿ばかりであり、こんな世の中に価値はないとひねくれた嫌世観を内心で抱く。
はっきりしない物言いをする人間を嫌う。
やや小柄な体に、水色のリボンで長めの茶髪の左端だけを結んだ、今学校で流行っていると言われている髪型(現在では黒髪に戻っている)。一方で大きな瞳から並みならぬ気の強さを感じられる成績も優秀な生徒会長。
※ただし貧乳である。
根は社交的であり友達思いの美羽は、表層的な関係よりも内面的な深い関係を好む。常に近くにいて仲良くしていなければ交友関係を維持できないような人は友人ではなく知人であり、絆で結ばれた本当の友人ならば、例え長い間離れていても再会すれば昨日会ったように仲良くなれると思っている。
筆者が唯一喋れる異性であり、初恋の相手でもある。
趣味はスマホとソフトテニス。
浅田優太
高校二年生(現在は筆者と同じ社会人)
。筆者には自分と似たところを見ており、また、筆者は自分を理解してくれていると思い、精神的に信頼してくれている。基本的には自分を二の次にして常に周りに気を使っており、親友の筆者と美羽のためなら命を捨てることもかまわないと思っているらしい(…実際に死なれたら困るのだが)。
性格自体は誰とでも付き合える社交的な性格。筆者と違い友人も多く、現在では彼女もいる。
見た目は短髪の似合う爽やかジャニーズ系なのだが、少々肥満ぎみ(現在も)。
中学では軟式野球でキャッチャーをしていたこともあり、ガタイはかなり良い。
中学時代は道を間違えたことがあって、そういった不良連中との関係が高校生になった今でも続いており、それらを断ち切れていないことに苛立ちを覚えている(現在は解決したが…)。
以外にも隠れオタクである。
吉本一馬
歴史がとにかく好きな演劇同好会の新入部員(現在は社会人一年目)。丸刈りの好青年で、身長は160くらい。性格は浅田と似て、付き合いやすい。
中学時代は卓球部に所属。だが、吉本の自分の考えに正直な性格があってか人間関係は上手くいっていなかった模様。
父親が鉄道関係の仕事をしていることから、自分も鉄道関係の仕事に就きたいと思っている。
趣味は歴史ゲームと釣り、将棋やオセロ。