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女装子真理子の性遍歴

幼かった男の子が初めて女に目覚めた時、それが恍惚なる性への誘い

真理子は今29歳

小さい頃から男の子達にオカマオカマっていじめられてる子だった

でも小さい頃から男性が好きだったし、自分は女の子だって思ってた

そんな真理子の父はとある会社の経営者

小学校中学校は関西の有名私立校、高校大学は母の薦めで東京へ

東京に在住する母の従姉妹の住まい近くの学生マンションで一人暮らし

真理子が初めて好きになった人は父が経営する会社の従業員

年齢は30歳、芸術家風、名前は西原さん、兎に角変わった人(*´∀`*)

真理子には凄く優しくていつも可愛がってくれた

西原さんもそんな真理子を感じてくれてたはず

中学3年の夏休み、西原さんと偶然街で出会い・・・

西原さん真理子を見つけるとはにかんだ感じで「どこかへお出かけなの?」

真理子も気恥ずかしくて「ううん、ただのお散歩です」

西原さんはじゃあ「ケーキでも食べに行くかい?」って嬉しそうに言い

御洒落なカフェに連れて行ってくれて・・・・

真理子はいつも思ってた、何で男性のことが気になるんだろう?

小さい頃から恋愛対象は男性、それも強そうな男性は苦手だった

小さなカフェの椅子に腰を下ろし真理子はケーキを注文

西原さんはコーヒー

学校の話で盛り上がり小一時間経った頃

西原さんが何もかも解ってるような感じで

「言うか言わないか迷ったんだけど・・・○○ちゃんて男娘だよね」

西原さんにそう言われた時、恥ずかしさで顔が真っ赤になり

下を向いてうつ向いていると

西原さんは真理子の顔を見つめ「公園にでも行こうか」と声を掛け

レシートを持った西原さんは「さあ行こう」

真理子は恥ずかしさで西原さんの顔を見れずに後を付いて行きました

薄暗い公園のベンチに二人で腰掛け何も話さず30分が経った頃

西原さんが「さっきはあんなこと言って気不味くなっちゃったね」

真理子は「ううん、そんなことない、当たってるんだもん」

「そうなんだね、僕は判ってたよ、ずっと前から・・フフ・・君は普通に見ても

男の子には見えないものね、従業員が噂してるよ、あの子は女の子じゃないの?

男には見えないよねってね」

「声も女の子だしさ、仕草とか見てるとほんと女の子だよ」

「西原さん、こんな私って嫌いですか?」

「いや、そんなことないよ、可愛い君が好きだ」

真理子は西原さんの口から「好きだよ」っいうストレートな言葉を聞いて

また恥ずかしくなり蚊の泣くような声で「嬉しい」

西原さんは覚悟を決めたように真理子の手を握り顔を近づけ

「キスしよう」真理子の憧れは女の子になって男性に優しくキスをされること

西原さんのキスはぎこちなかったけどとても思い出に残る優しいキス

男の子が女として目覚めた瞬間はこの時


第一部「完」






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