表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/90

再び仲間で歌うルクシア達

レリアが涙ながらに訴えた後の重い沈黙。ルクシアは胸が締め付けられるようにレリアを見つめている。


ルクシア「……私も、レリアの気持ち、よくわかる……。あの頃が……本当に好きだった」


沈黙の中、フェルヴィアが小さく口を開く


フェルヴィア「……ルクシア。私、レリアと故郷の村でよく歌ってた。小さな広場で、風が吹き抜ける丘で……。子どもたちも集まってきて、みんなで笑って、歌って……。あの時のレリア、すごく楽しそうだったなあ…」


ルクシアは目を見開き、フェルヴィアを見つめる…


フェルヴィア「だから……あの子が“戻りたい”って泣いた気持ち、すごくわかる。私だって……あの時間が恋しい…」


ルクシア「……フェルヴィア……」


ルクシアはレリアの手をとって立ち上がった。


ルクシア「みんな……! 一度でいい、もう一度でいい……歌おう。奏でよう。あの頃みたいに。戦いのことを忘れて……仲間として」


焚き火の揺れる赤い光の中、仲間たちは言葉を失う。ミレアは唇を噛み、セレナは冷ややかに目を細めるが――その場には確かに、一瞬だけ過去の温もりが蘇る気配があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ