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戦意を失うレリア

(激しい口論の直後。互いに罵り合った後、気まずい沈黙が落ちる)


ルクシア「……どうして、こんなに……」

(言葉が続かない)


ミレア「あなたが甘いからよ。戦場で迷いなんて許されない!」


フェルヴィア「もういい加減にして……! 私だって……戦う理由がわからなくなってるのよ……」


ミレア「裏切り者!」


(空気が決定的に冷たくなり、互いの視線が敵意を帯びる。そのとき――)


レリア「……やめて……!」

(声を震わせ、涙を浮かべて立ち上がる)

「やめてよ……! もう、こんなの嫌……」


(全員が驚き、レリアを見る)


レリア「もう一度……あの頃に戻りたいの……!」

(涙が頬を伝う)

「酒場でみんなで歌って、演奏して……お客さんたちと笑って、仲良くなって……。あの時間が、一番幸せだったの。戦いなんてなくて……ただ旅して……音楽を奏でて……あの時に、戻りたい……!」


(沈黙)


ルクシア「……レリア……」


ミレア「……甘いことを言わないで! そんな夢物語で、何が守れるの!」


フェルヴィア「……(涙を隠すようにうつむく)」


セレナ「……ふん。愚かしいわね。けれど……一番人間らしい言葉かもしれない」


(ルクシアは答えられず、胸に残った温かい記憶と、目の前の現実との間で揺れる)


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