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酒場の常連バレントとジル



「おいリュミエール! 昨日の歌も最高だったぜぇ! これ、お礼な」

いつもの酒場の常連バレントだった。


大きな手に握られていたのは、紙袋いっぱいのパンと干し肉だった。


ルクシアは驚いたが笑顔で答えた

「こんな……ありがとうございます。でも、いいんですか?」


そばにいた年配の女性も笑顔で声をかけてきた。

「いいのいいの。あんたたち、あたしたちの街の宝みたいなもんよ。歌を聴くたび、あたしら元気もらってるんだから」


フェルヴィアはもうパンを口に入れていた。

「わぁ、これおいしい……! ほんとに、ありがとう!」


真面目なミリアも

「じゃあ、また次も聴きに来てくれる?」

とすっかりくだけていた。


「当たり前だろ、俺たちは“仮面の楽団”の大ファンだ! 次はこの焼き菓子も持ってきてやるよ!」

バレントはそういうと大きく胸を叩きながら大きな声で笑っていた。

もう一人の常連のジルは

「今から飯なんだ、一緒にどうだ? いいとこ知ってんだ(笑)」


フェルヴィアは両手にいっぱいさっきもらった食物を抱えながら

「ほんと!? 行く行くっ!」

とはしゃいでいた。

それをみながらルクシアもミリアもリレアも笑っていた。

セレナだけはそこから少し距離を置きながら静かに見守っていた。




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