2話
3日後。まずはステータスを確認する。種族から神造人間を選択。これはキメラの最上位種のようで10の種族を最高レベルにしないと現れない種族らしい。神造人間は10個の枠が選べるようなので、天使で最初に最上位にならないと取れない種族ミカエル、堕天使と悪魔を最初に最上位にしないと取れない種族ルシファー、精霊を最初に最上位にしないと取れない種族精霊王子、狼種の最上位フェンリル、竜の最上位の中の時空を操る龍時空龍、吸血鬼最上位の吸血鬼真祖、機械種の最上位マギロイド、火のエレメント最上位のフェニックス、人間種最上位の半神、唯一進化できない種族ホムンクルスの10体を選択。
見た目は三つ目にして額から縦に裂けるように配置。右目はルシファーの魔眼という赤い目に月のようなハイライトのある目に、左目はミカエルの魔眼という金色の目に輪っかのようなハイライトの目に、額の目は神眼という目に関するスキルをすべてカンストさせると現れるスキルを使用する。虹色のような目だ。髪色は銀と灰色、黒と赤みがかった黒、金の5色をバランスよく混ぜて配置した。身体にもスキルを使用できたのでゼウスの豪腕、アテネの叡智、韋駄天、ヘパイストスの指先などのスキルを使い強靭な肉体を手に入れた。最後に羽や獣化、龍化したときの見た目などを決めて一旦意識を飛ばす。目覚めて鏡で確認すると設定した通りの見た目に変わっていた。
次に職業。聖騎士、暗黒騎士、精霊騎士、竜騎士、天馬騎士の複合最上位職、騎神。選択しようとすると試練を受ける必要があるといわれ、試練を受ける。内容は聖騎士、暗黒騎士、精霊騎士、竜騎士、天馬騎士の力だけで神の化身に打ち勝つこと。死にかけながらも何とかクリアし、騎神に転職。その時に主を決めろと言われ、関わりがある稲荷明神を選ぼうとするが頭に稲荷明神様の声が聞こえ、日本の神たちが集う神域に招かれた。そこで聞いた話では月読様の力が弱まってきているらしく力を貸してほしいとのこと、月読様にも確認をとり、主となってもらった。稲荷明神はお礼にといって眷属の狐と狐のお面をくれた。
神域から近くの稲荷神社に戻されると稲荷の狐が待っていて「稲荷明神様も隠しているが力が少しずつ弱まっている。力を貸してほしい」と言われ、神の使徒に2つ目の職業を選択。祈る神に稲荷明神を選択する。3つ目の職業は万物の王というテイマー、サモナー、死霊術師、人形師、陰陽師の複合最上位職。これも選択しようとするとウインドウがでて別の場所に飛ばされた。そこにいたのは様々な幻獣や精霊達。彼らに見定められ初めて王を名乗れるのだ。
神聖な雰囲気を纏った鹿に尋ねられる。「お主は己が王にふさわしいと考えるか」僕は少し考え答える「…いいえ、僕は王としての振る舞いなど何一つわかりません。ですが幻獣や精霊、鬼や死霊、人形、人間以外になら愛情が注げます」周りにいる幻獣や精霊達は僕の返答を聞き、暫く何か話し合ったあと「認める」といった。その後少し語り合った後、僕は森のような場所に転移した。
4つ目の職業は魔女。選ぶと魔女の村という場所に飛べる鍵がもらえた。5つ目は知恵の賢者。魔法使いの上位職で全属性を覚え、魔力操作がカンスト、司書の職業レベルもカンストさせなければなれない職業だ。6つ目はクラフトマスター。これはすべての生産職を合わせた複合職だ。7つ目は変面師という職業。これはお面に合わせたバフを自身に付与できる職業だ。稲荷明神様にお面をもらったのと面白そうだったのでなってみた。8つ目は武人というすべての戦闘スキルを一定のレベルまで上げないとつけない職業にする。ちなみに神や王と名のつく職業は一人一つまでしかなれないらしい。さて職業はこれぐらいかな