表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

「天然」という呪縛


始めましての人も、そうじゃない人もこんにちは。


ゆずです!


このページをクリックしてくれた人は発達障害か、

僕のどちらかにに興味があって開いてくれたのかな?


基本的に、自分語りになっちゃうから苦手な人はブラバ推奨(笑)

それでもいいっていう優しい人は神なのでぜひ聞いてってください。



【プロフィール】

名前:ゆず

年齢:大体20ぐらい

発達障害の種類:ADHD(注意欠如・多動症)《軽度》

治療状況:薬物治療

主な症状:忘れ物、寝坊、物落とす、とにかくドジが服着て歩いてる感じ etc...

診断時期:去年の終わりごろ

診断が下った時:衝撃と混乱 +「あぁよかった」



最後の一文にえ?っと思った人。

なるほどと思った人。

それ以外の人



その理由を話すには僕の小学校時代から現在までを遡る必要があるので、誠に勝手ながら遡っていく。



僕は子どもの頃から「自分が他の人と違う」とうっすらと感じてた。

だって毎日が、なろう主人公みたいに「えっ、僕なんかしちゃいました?」状態だったから。


それで起こる沢山の疑問。


なんでみんなには当たり前にいる友達が、僕にはできないんだろう?

なんで“僕は普通にしてる”のに皆は僕のことを変だよねとかいうんだろう?

なんで僕は皆がしないような失敗をするんだろう?



子どもの頃の僕は、それがシンプルに不思議だったし

ずっと“普通”になりたいっておもってた。



それに友達がいないことを理由に兄貴には、

「こいつ友達いないからさ」「ゆずまた失敗するなよ」とかいうし。

これは子どもながらにメチャクチャ嫌だった。


ただ、兄貴の名誉のために言っておくと、子どもって大体そんなもんだと思う。

いまじゃ一緒に旅行行ったり、お酒飲んだり中々仲いい方。


さて、話を戻すと。

その理由は凄くシンプルだった。

一言で言うなら、


『感覚がズレてる』


会話してると何となく雰囲気でわかる。


今言うべきじゃないこと言ったなとか、

皆と感覚ずれてること言ったなとか。


僕の一言で周りが止まったり、意図してないのに笑いが起きたり


それが、実際に喋ったり行動したり、

それによる周りの反応を見るまで、変なことだと思ってない自分。

このズレがそのまま疑問の答えだったと思った。


ああ僕って普通じゃないんだなと。なんかズレてんなと。



だけど同時に、『友達ほしいなぁ』そんな風に思ってた僕を救ったのも

その“普通”じゃない自分だった。


小学校の高学年くらいになると、

僕は一部の人に「天然」と呼ばれて可愛がられるようになった。

もともと年齢が上の人には良く可愛がられてたけどそれが同級生からもそうなった。


普通になりたいけど、周りは“普通”じゃない僕を求めてたというのは皮肉っちゃ皮肉。


「天然」これは僕にとっては中々に因縁の言葉で

ヤンデレヒロイン張りにどこに行ってもついてきた。


諸事情で、別の学区にいった中学校

受験で、知っている人がいなかった高校

同じく受験で受かった大学


皆、初めて会ったはずなのに暫くすると、ことごとく「天然」って言いだす。

残念ながら、どこに行っても僕は「天然」って呼ばれるタイプの人間だった。



だからといって僕は“普通”になるのを諦めるような人間でもなかった。

だって、僕の憧れは「颯爽と現れて、何でもできるカッコいい大人」だったから

漫画キャラで言えば、

某海賊漫画の渋い副船長とか、

某警官漫画の財閥御曹司とか、

某ハンター漫画の正拳突きお爺さんとか。


その人たちはかっこよかったし、少なくとも、ドジとは無縁だった。


とりあえず皆が感覚的に分かってる“普通”を知ろうとおもった。


まず、僕は自分を外国人だと思うことにした。

この人たちにはこんな風習があって、こういう時はこう行動するのが普通

郷に入っては郷に従え昔の人はいい言葉残したと思う。


そこで、僕は自分の行動と、相手の反応を分析して。

僕の言動、行動はある程度マシになった。


僕をよく知らない人から見たら、

優等生、しっかり者と言われるぐらいだからよく頑張ったと思う。


その裏では相変わらずドジだけど、“普通”の皮をかぶって社会生活を無事送れてる。

自分は頑張ったと心の中で思いつつも、

でも、心の奥底では周りとの違いを感じる度にやっぱり自分は変だって思ってた。


でもって、その原因は結局のところ僕の性格のせいだって

自分の努力が足りないからだって自分を責めてた。


だから診断名がついたときに、「あぁ、よかった」と思ったのは

僕が変なのは、根本的には僕の努力不足のせいじゃなかったんだって思えたから。

同じように悩んでる人がたくさんいて、僕が一人じゃないって思えたから。


ついでに、「自分はそういう人なんだと」開き直れたのもでかい。

自分を、「それでいいんだ」と認められるようになった。


もし、僕と同じように「天然」って言われ過ぎて嫌とか、

同じ症状で悩んでいるって人がいたら、一回、診断を受けてみるのもいいんじゃないかな。


さて、今日はここまで。

誤字とかあったら教えてね(笑)

質問とかもなんでもどうぞ。


最後に、ここまで読んでくれてありがとう。

またね。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ