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(むらまお設定)

自己満足の設定まとめ


【舞台】

 タイトル「終わりなき者たちへ」。無窮の時を知る剣と魔法のRPG。

 回を追うごとに強くてニューゲームの周回ゲー。勇者の目覚めから魔王討伐までの期間にレベリング、武器装備などのアイテム各種を揃え、仲間キャラを引き入れ育成をしていく。周回回数と条件達成により、行けるエリアや入手できるアイテム、仲間に出来るキャラが増えていき、敵の強さがじわ増しする仕様。メインストーリー進めないとゲーム内の時間は進まない。

 初回は勇者として王都の城に招かれ、魔王を倒すように頼まれる王道ストーリーを見せられる。道中寄り道無し一本道で中ボスの4体の魔獣を倒す。魔王城に行って負けイベントを経て2周目突入して本番が始まる。初回は直感的な概要説明となっている。

 3周年記念大型アプデにより、エンディングストーリー追加。それによりループする世界が終わった。(任意でループ可能)

 作中の舞台は、このゲームの設定が反映された異世界。ループが題材のゲーム設定と時が一方向に流れる世界は相性が悪かった。

 


【登場人物】1000年前


●魔王ベウルエウル

 ふとした瞬間に数多の勇者たちに倒されるという幾億の死を一気に思い出す。同時に知覚出来る感覚も流れ込んだことで自我に気付く。知的好奇心が疼き、変な行動をしていた勇者に会いに行った。マオベルと名乗りそのまま旅に同行し、態度には表れないがそれなりに楽しむ。魔王城の戦いにて正体を現し、自らの意思で討伐されることを選んだ。


●勇者ミシェル・クロスローズ

 日本からの転生者。本名は天野満。「終わりなき者たちへ」をプレイ中、魂を引き剥がされて死亡の後に異世界転生。勇者の立場であると分かり、戸惑いつつも妹と共に旅を始める。ゲーム2周目に仲間に出来る第二王女と護衛騎士と元料理人の3人も加え旅を続ける。やり込んでいたゲームということもあり魔王も魔獣も好きだったので倒すことに躊躇いを見せていた。せめてもの弔いとして献花している。

 マオベルが加わったが、ゲームではマオベルのような濃い仲間キャラはいなかったはずなのにと当惑。しかし今までの殺伐とした雰囲気を一変させる存在だったのでだんだんと絆されていく。酒に酔って元の世界の情報を話したのはマオベルのみ。マオベルだけゲームキャラとして見ていなかったこともあり依存気味になり、魔王だと知った時はガチでショックを受けた。

 魔王討伐後、魔王城に献花し続け感慨に耽っていると、その場に遺されていた魔王の力が器を探して老いた勇者を取り込んで、魔王の代用品として1000年もの間魔王の座に君臨する羽目に。優しくて損するタイプ。


○勇者の妹シェリル・クロスローズ(後にクロスローゼ)

 ゲーム3周目以降条件付きで仲間に出来る。男女問わず美形好きな性格で、キャラ達の肖像写真を収集するための実績解除要員。回復魔法と補助魔法を得意とする。(仲間キャラは大抵美形なのでシェリルはウハウハ)

○第二王女レーリカ・アースフィード

 ゲーム2周目から仲間になるチュートリアル的存在。メインストーリーで必ず出会うのでプレイヤーには馴染み深い。魔法も剣も使いこなせる全方位万能型。責任感が強く民のために身を投げ出すことも厭わない。

○護衛騎士アーサー・エルセス

 ゲーム2周目から仲間になるチュートリアル的存在。レーリカを仲間にすると自動的についてくるが仲間の入れ替えで普通に離れさせることは可能。武器全般を使いこなせる武器特化型。レーリカに忠誠を誓っているためその他へ疑心が強め。

○元料理人フェデリー・クレントル

 ゲーム2周目以降条件付きで仲間に出来る。戦闘要員ではなく味方にバフ、敵にデバフをかける料理を用意してくれる専門職型。扱う武器は短剣や鞭。職場で好き勝手に自作料理(職のレベルが低いのでダークマター)を作って食材を無駄にしたりするので追い出されてしまう。育成すると一定レベル毎にループ後の職場での扱いが変わってたりするので、その都度仲間に引き入れる条件が変わる特殊キャラ。カタコトで話し、大抵のことは容認する寛容な性格。


【登場人物】現代


●ベル・ディアス

 魔王ベウルエウルが村人に生まれ変わった。魔王として死亡直後に赤子として目覚め、記憶は持ったままなので態度や振る舞いが魔王。魔力ゼロ。

 地上の魔力を魔物が吸い上げ、滅び行く世界の片隅で循環を整える。村人魔力と栄養が行き渡り、村は活性化。

 現魔王討伐したらミシェルの生まれ変わりでも探しに行く予定だった。自分が記憶残ってるなら向こうのあるだろ精神。結果現魔王が勇者の成れの果てだったので魔王引き継ぎ直して新勇者に討たれた。

 


●ラネッタ

 ベルの幼馴染で平均魔力量より多めの魔力を持つ。生贄に選ばれ連行されるがベルの介入によって救われ、世界の謎に巻き込まれていく。

 後にベルと結婚。子供を産んで「ベリル」と名付けている。


●ベルの両親

 幼少期から偉大な存在感を放っていた我が子にタジタジ。父親は徴兵され10年間会えず。母親はラネッタ同様世界の謎を教えられ、サポートに回る。

 魔王討伐後に父親は村に帰り、妻と息子の嫁と孫と暮らす。


●アルル(闇焔の魔獣アルラカルラ)

 魔王ベウルエウルが眷霊、獣類を司る魔獣。魔王の力に乗っ取られた勇者が現魔王になってから、魔獣達も復活したが歪な力が流れ込んでくるため接続を切った。その代わりに魔力持ちを傍に置くことで安定を促していた。魔力持ちを求めた村は生贄を捧げる風習として残り続け、現代まで続いていたことは知っていた。

 ラネッタが来た直後にベルが来て、魔力ゼロの貧相な子だと思っていたが記憶に触れた瞬間、主だと知る。その後人型化し、ラネッタを安定剤として傍に置き、村で暮らすことに。

 後に来た聖女の思い切りの良い行動に惚れ込んで、心中を受け入れた。


◆闇華の魔獣ラバルラバス

 魔王ベウルエウルが眷属、植物を司る魔獣。人型は少女型、名をラヴィ。侍者の男性と祝言を挙げた。この侍者の男性が仇討ちとして執事を殺害し自決。

◆闇雪の魔獣ウルタギルス

 魔王ベウルエウルが眷属、水族を司る魔獣。人型は少年型、名をウルト。遊び盛りで祝言には興味無い。基本的に魔力持ちの孤児を選んで連れてきていた。

◆闇嵐の魔獣ルガルアポル

 魔王ベウルエウルが眷属、鳥類を司る魔獣。人型は男性型、名をルーガ。侍者の女性と祝言を挙げた。ルーガが守ったのはこの侍者の女性。



●新勇者シュン・アマノ

 前勇者が魔王討伐した1000年後の世界に日本から召喚された高校生。名前の漢字は天野瞬。基本的にゲームはしないタイプだが、亡くなった兄がプレイしていた「終わりなき者たちへ」のゲームを遊ぶようになったある日、唐突に異世界召喚される。ゲームと同じ設定のはずなのになぜか1000年後で驚愕。勝手に召喚した聖女達への好感度はマイナススタート。短気だが義理高い性格のため数年経つと次第に絆され、勇者として旅に出ることに。

 天野満の実弟。真反対の性格だが優しい兄のことは慕っていた。魔王の力に取り込まれた前勇者に重なって兄の姿を見たことで兄がこの世界に来ていたことを知る。

 ゲーム世界、ゲームキャラだと思い込むことで心の安寧を保っていた。ベルと出会ってメタ発言されて精神崩壊しそうになるも、何とか吹っ切る。それからはベルとは話しやすいと感じるようになる。魔王討伐後は後処理を終えるといつの間にか元の世界に戻っていた。


○聖女リーシェ・クロスローズ

 伝説となった勇者ミシェルとその妻レーリカの子孫。莫大な魔力量を有しており、自身の力で民を守れることを誇りに思っていた。しかし精神の均衡が崩れ、ドス黒い考えを持つようになる。

 夢を介して神から「星渡りの儀」について教わる。そして勇者召喚し、天野瞬に魔王討伐を頼む。1年かけて説得し準備期間を経てようやく旅へ。

 勇者召喚の手前から死ぬ気満々で、魔力を前借り。アルラカルラ戦にて助からないと悟り爆発し死亡。

○メイド フィオラ・クレントル

 元料理人デフェリーの子孫。リーシェの幼馴染でありお世話係。丁寧で真面目なタイプ。フレッドが婚約者。

 執事死亡後は絶望し、生きる気力を失った。ルガルアポル戦にて死亡。

○執事フレッド・エルセス

 護衛騎士アーサーの子孫。リーシェの幼馴染でありお世話係。フィオラが婚約者。明るく冷静なタイプ。

 ラバルラバス戦の直後、侍者の襲撃により死亡。

○薬師リルム・クロスローゼ

 勇者の妹シェリルの子孫。今は隠されしハジマリの村を守っている。ミシェルとシェリルの子孫を区別するため姓が若干変更された。頑張り屋で空回りするタイプ。

 ラバルラバス戦後に合流。その後のウルタギルス戦にて死亡。


【登場人物】勇者の元の世界


◇天野瞬

 元の世界に戻って、15年後に中学教師になっているが勇者としての旅は薄らとしか覚えていない。問題児の意味深な言葉に何かを思い出しかけただけで終わる。


鈴村眞央(すずむら まお)

 ベル・ディアスの生まれ変わり。ベル→鈴、村人→村、魔王→まおという安直なネーミング。

 教師から問題児扱いされるほど扱いに困るマイペース男子。やっと勇者の名前呼べた。

三貝満(みかい みつる)

 勇者ミシェル(天野満)の生まれ変わり。ミ→三、シェル→貝という安直なネーミング。満はそのまま。記憶は無いが、眞央を慕っている。

舘村蘭(たてむら らん)

 ラネッタの生まれ変わり。ラネッタをranettaに崩して、ran→蘭、etta→tate→舘、村人→村で名付けた。こちらも記憶は無いが、眞央を慕っている。後の結婚が確約している物件。


【用語】

・魔獣の遺跡「闇華の遺跡」「闇雪の遺跡」「闇嵐の遺跡」「闇焔の遺跡」それぞれ魔獣の住処となっている。

・「ラルラス村」「ウタギス村」「ルルアル村」「アラカラ村」各遺跡の1番近くにある村の名前。

・「罪の器」人類が動植物を殺し食べることは罪とされ、その罪を一身に被る存在のこと。双子の兄(先に生まれた方と定義)が担当。植物を燃やし、魚を腐食させ、鳥を毒漬けし、獣を溺死させ罪を背負った後、討つ者に討たれ儀式死する。その時点の人類の罪は晴れ、再び双子が産まれるまでは安寧が約束される。

・「討つ者」罪の器を討つ存在。双子の弟(後に生まれた方と定義)が担当。勇者の前世は討たなかったために世界の正常な流れが失われ、罪の器は魔王となりループが発生したという設定。

・「ハジマリの村」ゲームスタート時の原点。かつて罪の器と討つ者の儀式が行われていた場所。主人公が生まれた時は平凡な村。

・「ラウルア草」魔力を多く保有する万能植物。遺跡の周りにのみ自生する。魔獣の名前の1文字を取って命名。

・「星渡りの儀」神が聖女に教えた勇者召喚の儀式。異世界間を移動させるのは神。聖女の行った儀式自体は効力が無く、ただの合図になっており、それに合わせて神が儀式場に瞬を放り込んだだけ。


【まとめ】

 ゲーム設定が反映された生まれたての異世界。勇者と魔王は対となる存在。勇者=プレイヤーのためランダムに選出され、天野満が転生した。ゲーム知識を持つ満の魂に影響され、魔王に流れ込む。結果的に魔王がメタ的自我を持った。

 しかし満はエンディングを知らなかったため、条件を満たせず、魔王討伐失敗。ゲーム設定に則り、一方向の流れが無理やりループを再現しようとして、勇者を魔王の代替に据えてしまった。

 そして呼ばれたのが新勇者。エンディングを知っているため条件を満たし、魔王討伐を成し得ることが出来た。



【あとがき】

 自分用のまとめを書いて投稿し忘れていた。需要はない。

 読んでくださった方ありがとうございました。

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