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違う彼女

今回は短くなってしまいました…。

次頑張ります!!(←皆さんこいつフラグ立てました)

良かったらアドバイスお願いします!!


よく聞こえなかったが

何か目的があるような話し方に覚えた違和感に何故か俺は目を背けたかった。


一旦落ち着きたくてドアから離れようとする。

その時だった。少し屈むようにしていた腰が立とうとした時によろけてしまった。

(ガタッ!!

ドアに頭を打ち付けてしまった。

(………痛い。)打った所を擦りながらドアを支えにまた立ち上がろうとする。


ガチャッッ

少し横目に見ていた澪奈の部屋のドアが開く。

ガクンッ

あっという間に支えを失った俺はまたもや転ぶ。

……痛くはなかった。

丁度スリッパを履いていた澪奈の爪先に頭が乗ったのだ。



「あの……大丈夫ですか?」

キョトンとした顔をして上から俺を見上げる。

彼女とはいえ澪奈にとっては赤の他人なのだから少し恥ずかしいような気がして、あーすいません、、などと口篭りながら立つ。


…だが、随分落ち着いているものだな。

朝起きたら何も分からないところに1人

パニックになってもおかしくはない。

スリッパなんて一丁前に履きやがって…

心配して損した。

こんなに冷静なやつだったか?


昔、俺が事故にあった時はもっと取り乱し……て…

………?

事故?俺は事故にあったことはない。

なのになんで。

覚えた違和感の原因を探りたくて

記憶を巻き戻そうとする。

何も分からないのに、寂しさだけ何故か広がっていく。

ポタッ……。

見つめていた灰色の土間というのだろうか?

ポタッ…ポタッ……。

俺の目から出るものに濡れてもっと深い灰色になっていく。

何も分からない、分からないはずなのに。

頭の片隅で何か訴えているような、気づいてと叫んでいるような…………心臓の音がやけに体に響く。


彼女は何かを察したように目を少し見開くと

俺の肩を掴み、懸命に訴える。

「ッッ翔斗っ!!翔斗!!!分かる?!! ねぇ翔斗っっ!!」

誰と勘違いしてる?

さっき電話してたやつか??

考えていると、不意に頭の中に何か流れ込んでくるような感覚があった。


切り取ったみたいな記憶がいくつもいくつも、

わけがわからなくなって

切り取ったみたいな記憶には澪奈の泣いている顔がいくつも……?

澪奈?

違う澪奈じゃない。

澪奈だけど澪奈じゃない。

誰だ。顔は同じなのに。

悲しいような息ができないような…。

訳がわからなくて、どうすればいい??

考えていた時に急に頭が痛み出した。

めまいも起き、俺はその場に座り込む。

ガンガン打ち付けられるような痛みに朦朧としながら、大丈夫!?と声をかける澪奈を最後に

俺は意識を手放した。


さぁどうなるんでしょう!

次は私が考えに考えた一番しっくりくる結末がついに登場!!

私の小説を読んでくださってる方々(いないかも…)今後ともよろしくお願いします!


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