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〜どうもススルTVです〜
俺は気がついたら見知らぬ土地に立っていた、
何がおきたのか自分の状況を整理する為に近くを散策してみたところここは見知らぬ土地ではなかった。
正確には訪れたことはなかったのだが聞いたことはある場所だった。
そう今俺が立っている場所は「徳島県」
砂塵が吹き荒れ近くの香川県のうどんによって植民地と化している徳島県だったのだ。
初めて訪れた徳島県その光景は異様の一言だった、
皆素足で道を歩き額には「徳島」という刺青が彫られていた、そして極めつけには食べている食事が例外なくうどんだったのだ。
俺は一息つき心を落ち着ける為にラーメンを食べたかった。
この街の人間にラーメン屋はどこかと尋ねると叫びながら頭を抱え走り去ってしまった。
途方に暮れた俺は無いならば作るしか無いと小一時間で万引きして揃えた調理道具で早速作ることにした、しかしうどんには再現することは叶わない出汁の匂いに誘われていかにもな輩が現れ店を荒らされてしまった。
そして俺も連れ去られそうになったその瞬間に屈強な男たちを優に超える二足立ちのポメラニアンが現れて……