表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/12

恐るべし『朝倉学院』の野球のレヴェル!【その3】

架純とエリカのふたりにとっての進路の第1志望は『朝倉学院高等部』だった。



架純とエリカのふたりは、朝倉学院高等部に何の問題もなく

無事に合格し入学した。


ふたりにとって大事なのは、これからだった。

希望すれば、簡単に野球部に入部することはできるが

新1年生としてレギュラー・ポジションを奪うことが

課題だった!


このポジション争いに関しては、架純とエリカとの間で

明暗がわかれた。


昨年までの絶対的エースが、卒業してしまったピッチャーの

ポジションでは、架純に対抗する強力なライバルはいなかった。


ところが、キャッチャーのポジションには1年生のときから

マスクをかぶる今年、3年になったキャプテンで不動の4番

打者の小百合さゆりさんがエリカの前に大きくたちふさがった!


「エリカ、大丈夫?」

「架純に心配されるとは・・・わたしも地に落ちたもんだね

あなたこそエースになれそうなの?」

「任せてって!150㎞代を出せるのはあたしぐらいだし

多彩な変化球に『魔球』を投げられるのも

あたし一人だけじゃん」


エリカたち1年の野手は、おもに「球ひろい」で外野のネット近くに

ふりわけられ、声出しをさせられた。

エリカは、チャンスをひたすら待った。


一方、架純は小百合さん相手に自信の球を投げた。


「次、架純の自信のボールを投げてみて!」

と言われて魔球を投げてみた」


小百合さんは、案の定捕球できなかった。

「架純、今の球何?」

「自分でもよくわからないんですけど・・・時々投げられるんです」

「そうなんだ、もう一回投げてみて」


小百合さんの要求通り、魔球を投げてみたが・・・やっぱり小百合さんは

捕球できない!


「架純、中学時代に誰がこのボール捕っていたの?」

小百合は、素直な疑問を架純に投げかけた。

「中学の時はエリカが捕っていました」と正直に架純は小百合に答えた。



すみません!早速イレギュラーで「金曜日」の深夜にアップしてしまいました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ