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第一話 【何故に疑問系?】

どうも、サトシという者です。

この小説は僕の妄想なので、無茶苦茶です。

それでもいい人は是非読んでください。

感想などくれると大変嬉しいです。

考えたことがあるだろうか?

当たり前の日常が、

たった1人加わるだけで・・・









中学2年生という一番楽な時に、

転校してきた女の子がクラスに入ってきた。

俺は、席が一番後ろの窓側で、

人数の関係で隣はいなかった。

「今日からこのクラスに入る、

 春咲春菜さんです。」

「春咲春菜です。

 よろしく・・・お願いします。」

俺はこの時、不思議な感覚だった。

周りが騒いでいる中、俺だけ時間が止まったように思えた。

「それでは席は・・・八神君の横ね。

 八神君、手をあげて。」

俺は手を上げた。

一歩ずつ近づく度に、

妙な感覚を刻んでいた。

「よろしく。」

今までの自分では信じられないくらい、冷たい言い方だった。

俺の斜め前の席の吉川が驚いて、

「どうしたん!?」

と聞いてきたくらいだ。

「別に・・・」

「八神君の隣って・・・ここ?」

転校生が怯えながら聞いてきた。

「いやだったら席を変えてもら・・・「ドコッ!」ガハッ!?」

突然胸を殴られた・・・

「てめぇ・・・いきなり何をしやがる!?」

「黙れ、五月蝿い、騒ぐな」

こいつはおれの前の席の三崎 キョウ、

俺の親友だ。

「いきなり殴るな!

 俺以外だと気絶するぞ!?」

「何を当たり前のことを、

 お前だからやったんだよ。」

「ほう?

 とりあえず・・・死ぬか?」

「その前に早く座らせてやれ。」

そういえばまだ座ってなかったな。

「あの…」

「ここでいいなら座れ。」

俺は眠いんだ。

「あの・・・その・・・」

「?何だ?」

「えっと、よろしくね?」

何故に疑問系?

「よ〜し、

 HR終わるぞ〜」

担任のやる気の無い合図でHRは終わった。











休み時間になるとクラスの洗礼を受けていた。

当たり前だ。変化のない一日を過ごしてたら少しの変化でも大事に変わる。

「で、何でお前は屋上にいる?」

リョウが呆れた様に聞いてきた。

「席が五月蝿くてな。」

「普通は質問とかするだろ?」

「俺は静かなのが一番なんだよ。」

静寂とはなんて偉大だろう。

「何を悟っているんだお前は・・・」

「褒めるなよ。」

「褒めていない。」

ちっ、冗談の通じない奴め。

「授業はどうする?」

「サボるに決まってるだろ?」

当たり前だ。

あんなに五月蠅かったら授業なんか受ける気しねぇよ。

「それじゃ俺もサボるか。」

「なんだ、結局いつもと一緒か。」

俺とリョウは不良だ。

学校サボるし、喧嘩するし、煙草も吸う。

だけど、クラスの連中は気にしないで喋ってくる。

何だかんだ言って、こんな日常が好きだ。

「やべ、ヤニがない。」

「刀夜にしては珍しいな、俺のいるか?」

刀夜というのは俺の名前だ。

親がアミダくじで決めた、何ともいい加減な名前だ。

・・・まぁ、気に入ってるからいいけどさ。

「わりぃな、セッタか?」

「あぁ、お前のよりきついぞ。」

「セッタなら大丈夫だ。」

リョウはセブンスター、俺はマイルドセブンの8だ。

愛用のジッポで火を付ける。

ジジッ、ボッ!

「ふぅ、かわらねぇ日常か。」

「ん?」

「いや、なんでもねぇ。」











続きは2週間に一回更新予定です。


こんな駄作を読んでいただきありがとうございます。

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