戦いの後
タイトルに毎回困りますよね。
はい!というわけでカズマサとシンのバトルも終了し、その後の話となってくるわけですが、わからない単語が出てきてもめげずに読んでください。質問には答えます
ふぅ、今の時間は午後の10時か…
俺は黒い壁に囲まれた金庫の中ような場所にあるベッドの上で横たわっていた。腕からは大量のチューブが刺さっており、生命維持の装置みたいだ(実際そうなのだが)
こんな風に金庫みたいな場所に急に来たのは簡単に説明すると思念体は極度に衰弱すると生身にオートで戻り回復しようとする。この極度に衰弱と死のことだ。まあ、俺は戦う時生き返ることなんて考えないから本当に命をかけているかのような臨場感なのだが。
それはともかくとして、この金庫のような場所の説明しておこう。ここは思念体の街ではなく一般人の暮らす普通の場所だ。日本にあるどっかの頑丈な場所だとでも思ってくれ。俺達思念体は思念体として活動している時元の生身の体は無防備だ。思念体は死ななくても生身の体を攻撃されたら即昇天。だから普通の思念体はこういう風に生身の体を守っているというわけだ。
とにかく起きたからには思念体になって帰らないとな。俺はなんかフワーっとさせて体の中から思念体を出す。思念体になったら自動的に地下の世界に行けるという魅惑のシステムにより俺は光に包まれ思念体の街にテレポートするのであった
光が消え去り綺麗に散らかしている部屋にいた。まあ、ここは俺の部屋の自室なのだが。テレポートの先は自分の家に届けてくれるという優秀な座標設定機能!これを作ったやつはノーベル賞を貰ってもいいと思う。
俺は一人暮らしなので家には誰もいない。寮に入っているわけではなく俺の場合普通に家を持っているためルームメイトなんていうのもない。別に寂しくなんかないが物足りないと感じる時はたまにある。今がそういう感じだった。
気分を落ち着かせようと思い外の空気にあたりに玄関のドアを開けた。
すると…
「お!復活早いわね。流石の生命力だわ」
玄関の前にはニーナがいた。この人はこの人で何をするか分からない方だ。人のことは言えないがな
「どうしたんですか?美しい女性がこんな夜中に出歩くと変な奴が寄ってきますよ」
俺はあくまで冷静に振る舞う。
「あはは。大丈夫大丈夫。返り討ちにできるから」
虚勢ではないだろう。俺はニーナの強さを知っている。そこら辺のやつが束になっても肉塊にされるだけだ。比喩なしで。
「まあ、それでも学生が夜に出歩くのは尊敬できませんよ。何か用ですか?」
「うふふ。ちょっと面白い話を幾つかしようと思って」
ニーナが面白い話を…?結構どうでもよさそうな用事だな。適当な理由で撒くか?でも、この話をするために俺の家に張り込んでいたとしたら聞かないと気の毒な気もしないことはない
「面白い話ですか。興味があります」
するとニーナはかすかに微笑みその面白い話とやらを話し始めた
「今日のカズマサについての話なんだけど、昨日の集会でカズマサが『昨日母さんが死にました』って言ってたじゃない」
「ああ、言ってましたね」
昨日の集会。もっと分かりやすく言うと三話前の話の前半で言っていた
「あの言葉は嘘。だけど、カズマサのお母さんが亡くなったのは本当よ」
「へぇ、別に可哀想とか思いませんよ。親が死ぬなんてよくあることですし、俺の母親だって死んでいる」
「そうね。でも、日本じゃ親が死ぬことはよくあっても、親が殺されることは稀なのよ?さらに言うと自分のせいで親が…」
「…それ以上言わないでください。ニーナ先輩でも流石に蹴りますよ」
その言葉にニーナは自分の失言に気づく
「ああ、ごめんなさい。だから、カズマサもシンも似ているってことが言いたかったの。これが一つ目」
「やっと一つ目ですか」
俺は密かに小さくため息をつく
「二つ目は私はカズマサと戦ったことがあるのよ」
「それがどうかしたんですか?」
するとニーナはいつもの何かたくらんでいるような笑みで…
「カズマサはもう私との戦いで一度死んでいるのよ。いくらなんでも死に過ぎと思わない?」
ということはカズマサはこの街に来てもうすでに二回死んでいるということか。俺でも今日を合わせて三回、普通の人は一回も死ななかったりする。
「いくら生き返るといってもそれは死にすぎですね」
思念体の死ぬと現実世界の死ぬとでは重みは違う。だが、それでも重いのは確かだ
「まあ、私の話はこれで終わり!ご静聴ありがとうございました」
パチパチと心なく拍手を送ってあげるとニーナは照れ臭そうにして上機嫌で家に帰って行った。機嫌取りって大切だな
ザッ…ザッザッ!
俺はあの後一旦家に戻ったのだが、何か落ち着かない気持ちになったので外に出て山を登っていた。脚力強化の恩恵で山を登るというより駆け上がるような感じで普通なら数時間かかる登山を30分ほどで登り終える。
この異常なまでのタイムの早さは脚力強化の恩恵だけではなくよく登っているから慣れているというのも一つの理由にはあった。
この山の頂上は俺の気分を晴らしてくれる。ゆっくりとできる場所で落ち着きたい。と思っていたのだが、いざ頂上に行くと先客が一人いた。
というか
「おい。なんでカヅキがここにいるんだ?」
そこにいたのはカヅキだ。間違えるわけがない好きなんだから…
ゴホン!とにかく頂上にカヅキがいたんだ。どうしようか?向こうは俺に気がついていないみたいだ。帰るという選択肢もあるが
「ん?なんか音がする。誰だ!」
誰だ!って絶対言いたかっただけだろ。無駄に聴力がいい奴だ
「俺だ。シンだ」
「ああ、シンか。まあ、シンだとは思ってたけどね」
「まあ、わざわざこんなところ夜に登りたがるやつなんて俺くらいしかいないだろうからな」
俺がベンチに座ると、その横にカヅキが座る。てか、お前寮はどうしたんだ。抜け出したのか?なんていう疑問は持たない。どうせ抜け出してきたのだろう
「あの、今日の戦いすごかったよ」
唐突にカヅキが口を開く。沈黙に耐えきれない奴だ
「ああ、すごかったな。負けたけど」
「え?引き分けだよ。あの後すぐにカズマサも消えたから引き分け」
「ふん。引き分けとはまた微妙な結果だな。これじゃどっちが強いのか分からない」
やはり結果というのは大切だと思う。優劣ははっきりさせたい性分なんだ
「…あの…少し気になってたんだけど…今日シン本気じゃなかったよね…」
少し遠慮がちに言ってきたその言葉に俺は少しムッとする
「失礼な。俺はいつだって本気で戦ってるぞ」
「いや、だって『震脚』も『壁面移動』も不意打ちも死んだふりも目潰しも使わなかったじゃん。他にももっと相手の嫌がることをするのがシンの戦い方じゃないの?」
「ああ、そうだな」
「私の目からでもカズマサの能力はリスクを伴うものだって分かったよ。なんで、無理にカウンター狙いに行ったの?逃げ続ければよかったのに」
「ああ、そうだな」
「なんで?本気で戦わなかったの?」
今にもカヅキは泣き出しそうになっている。
全くカヅキが気に病むことじゃないのにな
「自分でもなぜそれらの手段を使わなかったのか分からない。でも、一つ言い訳みたいに言わせてもらうと、あいつの…カズマサの拳が響くんだ」
「どういうこと?」
カヅキは少し怪訝そうな顔をする
「あいつの拳は威力も強いが、何て言うのかな、俺の芯みたいなのをを揺さぶってくる。俺の心を揺らしてくる。そんな拳だった」
俺はベンチから立ち上がり数歩進んでカヅキの方を向いて目を合わせる
「でも、本気じゃなかったとしても一番全力でできたと思う。だから、引き分けた戦いの後なのに俺の心はわりと清々しい」
その言葉にもうカヅキは俺を責める言葉を言う気がなくなったみたいだ。表情を見れば分かる。
というより、この自分で作り出したシリアスムードをどうしようか悩んでいる
「そ、そ、そーいえば!シンは生き返るのが早いね」
話題の切り替え下手すぎるだろ。まあ、そういうカヅキも…ゲフンゲフン
「まあ、生命力が高いからな」
「なに生命力って?」
なんだと?
「カヅキ生命力知らないのか?やばいぞそれ。中学校の戦闘科学で習ったのにもう忘れたのか」
「いや、忘れてないよ。生命力は生きる力でしょ。そのくらい知ってるっての。私が知りたいのは具体的な事象が知りたいの」
「事象か。だよな、成績優秀なお前が知らないわけないよな。じゃあ、説明するぞ。俺の場合は回復力がすごいぞ。骨折なら20時間で治る。カズマサも生命力が高かった。心臓刺しても動いていたからな。あいつの場合は単純に死ににくいって感じだな」
「へぇー。生命力チートじゃん」
「いや、お前も結構生命力高いからな」
「え、本当に?」
「お前の場合はカズマサと同じで死ににくい。てか、生命力といったら大体これだ。俺のが少し珍しいだけ」
「ふーん。自覚なかった」
ああ、知らなくて当然だ。カヅキは心臓なんて突き刺されたことないからな
「ところで、カヅキとカズマサは幼馴染だったそうだな」
「うん。そうだよ」
「じゃあ、辛い話になるかもしれんが、カズマサのお母様が亡くなられたそうだ」
少し話題の転換が急すぎたかもしれないが口下手なんだ許してくれ。
カヅキはというと俯いてしまい表情が読み取れない。
「そっか、死んじゃったんだね」
その俯いたままカヅキは話し始める
「カズマサの家族はすぐに離婚しちゃってて、お母さん一人で頑張ってたんだ。いわゆるシングルマザーっていうやつ?」
やはり、カヅキのカズマサの母親に対する思い入れは強いのだろうか
「そういえばシンのお母さんも亡くなってたね。あ!気を悪くしたらごめん」
「いや、別にそのくらいのことじゃなんとも思わない。あともう一つ聞きたいことがあるんだがいいか?」
「いいよ」
「カズマサは昔から正義感が強かったのか?例えばその気になれば命を捨てるくらいに…」
するとカヅキは昔のことを思い出しているのかウーンと唸り始めた
「カズマサは昔から正義感が強かった。でも、命を捨てるほどのものではないと思うけど…。どうしてそんなこと聞くの?」
カズマサの母の死については一旦置いといてこちらを見上げてくる。
「いや、あいつは思念体が生き返ると知っていても死にすぎだ。大体生き返るといっても痛みくらいある。それを簡単に捨てて戦えるなんて異常だと思ってな」
「え?じゃあ、カズマサは死ぬ気で戦っていたっていうこと?そんなの出来るわけないよ。たかが女の子が泣いていただけでそんなこと…」
そう、普通の人はできるわけがない。でも、どうやらあいつは俺と同じような体験をしているらしい。なら、俺はあいつの気持ちが少しわかる気がした
「多分あいつは生きて後悔するよりも死んで納得したいんだと思う」
俺もそう思ったことがあるから。カズマサ…お前も同じ気持ちなんだろ?
「なにそれ?意味わかんない」
「お前は知らなくていいんだ。そもそも知らない方がいいものだからな」
俺はカヅキに近づいて左手で頭を撫でる。が、すぐに手ではたかれた
「何するの!頭は急所だから生存本能的に触られると防衛本能で反射的に手が動くの!」
そして、カヅキは顔を赤らめてもじもじし始める
「その…触るならそう言ってくれれば…好きなだけ…」
なんだこいつ?事前に言って触らなかったから怒っているのか?なんか、すまないことをしたな
「いや、俺も悪かった。そりゃ急に触られたらびっくりするよな。もう二度と頭に触れないから許してくれ」
カヅキが固まった。なんでだ。さっきの謝罪に至らぬところが…
「バーカ!シンなんて鼻に長ネギ突っ込んで鼻血出してギックリ腰になっちゃえ!」
なんかすごい状況だな。
「もう帰る!」
そう言ってズンズン下山道に向かって行く
「おい。下山は時間がかかるし夜も遅いから俺がおぶっていこうか?」
すると、ズンズンと俺の方に戻ってきた。
「早くおぶれよ」
「振り落とされるなよ」
その後寮に戻ったらカヅキが抜け出していたことは寮監にばれて怒られそうになっていたのを俺の権限で何とか鎮めたというのはカヅキにとっては明かされたくない情報だろうか
次の日学校の俺専用の教室に行ったらもうそこは俺専用では無くなっていた
なんてことはなくパソコンに一通のメールが届いていた。
学校の校長から俺宛というよりトップ宛のメールだ。内容は
『鈴木 明奈十席アウトー!太田 一雅今日からあなたが十席でーす。トップの皆さん!学校の平和を守るために頑張ってね』
というものだった。正直なんでこの学校がほとんどトップ任せなのか分かった気がするが、カズマサがトップになるというのはもはや分かり切ってることだった。あの実力で入らないなんてことがあったらそれこそ校長の頭はいよいよもって終わりだ。
俺はパソコンを閉じ椅子の背もたれに体重をかけて気持ちを落ち着かせる。
よし、大丈夫いつも通りの俺だ。乱れなんてない。
今日もトップとして落ち着いて活動しよう。そういえばカヅキはどうしたのだろうか?最低限の授業を受けなければいけないらしいから今日はこっちには来ないのか。別に寂しくなんかない……本当だよ
まあ、トップの仕事は学校の秩序を守ること。俺にとっての解釈は過激派風紀委員会ってところか。後はイベントごとは大体俺たちが主に進める。今は入学式なども終わってイベントなどは特にない。ということは通常業務だ。
だからといって、校則を破るやつなんてそうそういるものじゃない。
「取り敢えず全校生徒の顔と名前と能力とか覚えるか」
わざわざ声に出して言ったのは有言実行プレッシャーを与えて達成するためだ。
俺はパソコンをまたつけると全校生徒の名簿にアクセスした。
キーンコーンカーンコーン
教室のスピーカーからそれなりの音量てチャイムがなる。どれくらいパソコンと向き合っていたのだろうか?
俺は時間が気になったので教室に備え付けられている時計を見てみるとすでに昼休みの時間だった。
集中すると時間なんてこんなに早く過ぎ去る。全く時間は平等であって欲しいな。と心の中で少し愚痴り、今後どうしようか考える。
お腹が空いたが、食堂は一般生徒で溢れかえっているだろう。昼休みの終わり間際に行って食事を取ろう。それまで何をするかが問題なんだ。
俺が教室でどうやって暇を潰そうか悩んでいたら教室のドアが急に開けられた。カヅキかと思い思考をやめ顔を上げると一人の女子生徒が立っていた。カヅキではない。先日の食堂の食券すり替えラーメン女…改めて雨宮だ。名簿を見ていたら名前があった
「何か用?」
雨宮は実は二年生なのだが、トップであるが故に先輩であろうと高圧的な態度を取らなければならない。俺の持論だから必ずしも全員に適用されるわけではないが…
「いや、その…」
俺の態度のせいか否か雨宮は多少オドオドしていた。
「そういえば今日は食堂でラーメン食べないのか?」
俺は助け舟を出してあげる。雨宮がこんなところに来るのは十中八九ラーメン事変(俺が勝手にそう呼んでいる)のことだろう。
「あの、そのことなんですけど、実は…あのラーメン不正して食べたんです!」
読み通りだ
「そうか、まあ、知ってたが、というかそのために声を掛けたんだが」
「あはは、そうですよね…」
彼女自体普通に自首しにきたみたいな感じだろう。そんなにオドオドしてて大丈夫か?
「あの…私が…ここに来たわけはですね…その…」
なぜそこで口ごもる。もう、自分悪い事しましたつて言ったから峠はこしたようなものだろ
「はぁ、つまりあなたにはなにかペナルティを課さなければな」
「は、はい!ありがとうございます」
いや、そこでお礼を言うって、ビックリしたじゃないか予想外すぎて
「じゃあ、こういう学校内での問題は俺が勝手にペナルティを課していいことになっている」
「え?万引きはその程度で…ヒッ!」
しかし、俺は雨宮を睨み黙らせる
「それ以上は言っちゃいけない。問題を大きくしたいのか?俺の案の方が簡単で手っ取り早いだろ?」
「は、はい。すみませんでした」
「よし、じゃあお前にはこの部屋の掃除をしてもらおう。食堂で隣に座った人の食べ物を横取りした罰だ」
「いや、私のしたことは…ヒッ!掃除します掃除します」
「うん、よろしい」
俺は席を立ち部屋の隅にある掃除機を雨宮に渡した
「はい!頑張ります!」
そうして、俺の教室に掃除機のゴミを吸い取る音だけが響く。
ん?皆俺が甘すぎるって?なに言っている。俺がいつも厳しいと思うなよ。改心した人物にわざわざ重い罰を強いる俺じゃない。
「このペースなら昼休みまでに終わるだろ。これが終わったら食堂に行くか」
そこで一つの疑問に思い当たる
「そう言えばお前飯はいいのか?食堂のラーメン事変だってお金がないからあんなことになったんだろ?もしかしてお前お金がないから昼ごはん我慢してるとかないだろうな。お金くらい貸すぞ」
それを聞いた雨宮は全力で首を横に振る
「いやいや、お金がないのは元からで、あの日はたまたまお金を忘れてたんです。今はお弁当作ってます。早弁してきたから大丈夫ですよ」
「そ、そうか…」
雨宮が早弁……。少し面白い絵面だな。
俺はそのシュールな光景を想像して少し笑ってしまう。
「ふぅ〜終わりましたよ」
そんなことをしている間に雨宮の作業は終わっていたようだ。予想よりもはるかに早い。意外とできる子だ。
「よし、もう帰っていいぞ。お疲れ様」
「え、あ、はい。お疲れ様でした」
雨宮は去り際に「失礼しました」と元気良くいうと教室から出て行った。一応ここは職員室じゃないんだが…似たようなものか…
「ま、いい感じに時間がつぶせたし、そろそろ食堂に行くか」
まるで、俺は雨宮のあとを追うように教室から出て食堂に向かうのだった
〜食堂〜
「ふざけんな!そんなの理不尽じゃねえか」
「でも、みんなやってんだからいいだろうが!」
食堂に入った瞬間聞こえてきたのは男同士の罵声だった。かなりうるさい。
一体何があったのかと思いその二人の元へ歩み寄る
一人は二年生の山口という生徒だった。もう一人は…
「またお前か、カズマサ」
「ん?なんだシンじゃねえか。聞いてくれよこいつがな…」
全くこいつが学校に来てから俺の生活は波乱万丈だ。
「おい、カズマサそれは一応校則で罰していない部分だ。お前には何も言う権利はない」
「は?そんなもん理不尽じゃねえか。そんな誰かが傷つく校則なんて俺が」
だが、そんな日常を
「ぶっ壊してやる!」
悪くないと思う俺もいたのだった
シンです!\(^o^)/ワー!!
シンの挿絵です。冷水先輩に描いていただきました。いつも素晴らしいイラストありがとうございます。シンめっちゃクールですね。
単語説明
生命力
これは自分が生きるための力。誰にでも備わっているもので、思念体の場合その生命力が大きく表に現れる。この力は才能に依存しており、生まれた瞬間から生命力の強さは決まっている。
ついでにカズマサが心臓貫かれて電気を流してもあれだけ生き残っていたのはものすごい生命力なのです!