表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

お手をどうぞ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

手の触れ方一つとっても、相手の性格って出ると思うんですよ。


紳士が好きなんですよ。(迫真)

一見すると無骨な人。ガタイが良くて高身長。目付きも相応に鋭い。その上、無口。絵に書いた様な『漢』らしい人だった。

そして、こういう人は女性をお姫様扱いしないのだろうという偏見が何の気なしにある。

それ故に、私も萎縮する事が多く、同じ活動をする面子とは言え、最低限の関わりだけ持って行動していた。

ある時、少し落ち込む様な事があって、何時も以上に生活にハリが無かった時がある。何をやっても上手くいかない。運がちょっと悪い。そんな感じ。

そんな時、彼はただ黙って私に贈り物をくれた。

「やる」

驚いて贈り物を見てみると、其れはアロマのセットと入浴剤だった。余りに掛け離れた組み合わせに唖然としていると、彼の方から口を開いた。

「顔色が良くない。だからこれでも嗅いで、明日に備えろ」

「あ……有難う御座います……」

どうやら心配を掛けてしまった様だった。これが全てのきっかけ。全ての始まりだった。


ある時、演劇部のPV動画を撮る時に、舞踏会の一場面を撮ることになった。派手さを出す為に裏方共々総出演。ペアは籤で決められる事になり、その時の相手があの無骨な彼だった。

まず、舞踏会のダンスと言えば、相応に距離が近くなる。そうして相手の足を踏まないように、ステップを踏む必要がある。それでも私は何時も通りの演技が可能だろうか?

今はジャージを来ているとは言え、内心の心臓は鳴り止まず、ずっとドクドクと音を立てていた。

そんな中、総員、撮影の為の準備が始まる。女性は立ったまま、気位高く、掌を上に向け、男性は跪いて恭しく手を握る。当然、私も皆と同じ様に手を差し出した。彼も私に跪いて、私の手を握る。

いや、『握る』という言葉でさえ語弊があるかも知れない。私の掌の上に、そっと自分の手を『乗せた』のだ。拒否するのならば、女の私でも容易く出来そうな程。その感触は人体の肉の感触というよりか、風が掌を滑る感覚と似ていた。

その時に、私は彼のことを何も見ていなかったのだと知った。上辺の無骨な一面だけで決めつけていたのだと。

手の握り方一つとっても、それが演技だとしても、彼は紳士なのだ。

演劇部入ってれば良かったなぁ!!

※知らないなら、知らないで『んな訳あるかい』モードで話を進めてます。


花粉症には、つれぇ季節です。

……寝る前になると、外から拾った花粉がまた目を出すそうなので、鼻うがいしました。

さよなら花粉!! もう二度と私に纏わり付かないでね!!

※無理だよ。叶わない願いはするものでは無いよ。By梅香の君。


まぁそんな話は置いといて、作者の性癖は女顔の美人です。絶対に私の精神に傷を付けない様な人が好き。

(我儘は自覚してます)


だから真逆である、高身長バッキバキは嫌いというより苦手です。なんか怖い。

だからその苦手な一面を思い直す話にしようと思いました。


見かけは怖いんですよ。

高身長バッキバキだし、目付き鋭いし。

でも気遣い忘れてない。手の触れ方凄く優しい。

『意地でも傷付けない』という面は、触れ合わないと分からないかな。と。


私の中で『拒絶しないで』という時は手首を掴み、『貴方のお好きな様に』という時は掌の上に置くとか、触れる程度の握り方なんですよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ