第九十八章〜電話
書かせていただきます。、出来次第投稿致します。本日最後の投稿となると思われます。、本日も1日お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。また明日お会いしましょう。おやすみなさいませ。
翌朝、蘭馬はまだ悶々としていた。
この部屋の中の音声情報は、盗み聞きされているのか されてないのか、彼には分かり得ないからだ。
「おーい!夏美さーん!聴いているのかい?それともいないのかい?教えてくれよ」
自棄を起こしたかのように、彼は軽く叫んでいた。もう なるようにしかならないさ━━。
そんな諦めの独り言まで…。
すると、突然、着信メロディが 鳴り始めたではないか!蘭馬は、驚き過ぎて、ベッドか転げ落ちそうになった。スマホのディスプレイを見る。
なんとそこには、夏美という文字!
彼は震え上がった。それでも電話に出ないというわけにはいかない。もし本当に盗聴していたのだとしたら、居留守を使おうとしていることもバレバレな筈だから。
「も…、も…、もしもし?」
どもりそうになった。スピーカーから本来の蘭馬の声がきこえてさきた。
「あー、やっと捕まったか。何度もかけたんだよ。気づかなかった?」
ある意味 意外な言葉。彼は答えるしかなかった。
「ああ…。たぶん図書館にいた時にずっとマナーモードにしていたから、気づかなかったんだと思う。ゴメンね」
彼はいろんな意味で謝った。
「あのさ…」
夏美が話し始めた。やはり盗聴の件なのだろうか?さっきの壮大な独り言は全部聴かれていたというのだろうか?
お読みになっていただきまして誠にありがとうございましたを




