第九十五章〜キャンパスライフ
させていただきます。書け次第、投稿させていただきます。恐ストーリーは、 目まぐるしく変化していきます。お楽しみいただけましたら幸いです。
図書館で時間を潰すなんて、実に高尚な 時間潰しではないか━━。
そんなことを思いながら自己満足に浸っていた蘭馬であったが、スマホに着信があるのをスマホの振動で知った。
とりあえず、受信フォルダにある発信者のネームだけは確認する癖がついていた。
その名を見て、蘭馬は固まった。夏美の名前が表示されていたからだ。件名を見る。
【あたし最近肥っちゃったの】
不吉なものを感じながら、本文に移る。
【御免。つい食べ過ぎちゃって。お母様が沢山作ってくださるのだもの。いえ。お母様のせいではないわ。わたしの自制心の問題よ。必ずダイエットして元の体重に戻しておくから。赦して信じて。心配しないで】
とあった。しかし すぐに別の着信があった。やはり 同じ夏美からのものだ。
【ところで、そのマックスマーラのカシミアコート、良いでしょ?物がいいの。マニュエラのラップコートよ。友達から中古のを買い受けたんだけどね。でも、それを着ているって事は 私のセンスを認めてくれたのね】
蘭馬は寒気を感じた。背骨を冷たい何かが かけ上がっていくようだ。
━━どこだ?何処から観ている?監視のつもりか?何の理由があって?
確かに不慮の事故がきっかけではあったが、俺も彼女も合意の上で、約束をした上での入れ替わりだったじゃなかったのか?
いや これは単なる 被害妄想かもしれない。
このメールは、嫌みでもまた、脅しでもないただの挨拶代わりのものに思えなくもないのだ。が、本当にそうだろうか?これは、ストーキング行為を必ず 暗示している。挨拶 などではない。これは蘭馬の行動を制限するためのいわば 脅しだ。間違いない。
気がついたら蘭馬は、はストーキングされているのだった。
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