第九十四章〜サークルへ
書かせていただきますり。今日は体調がいい感じです。蘭馬のキャンバスライフは充実しているように感じられます。しかし、そこにはきっと夏美の目が何処かにあるのてましょう。どんなストーリーに展開していくでしょうか。お読みになっていただけましたら幸いです。
翌日、蘭馬は、大学キャンパスへと向かった。夏美の眼は怖かったが、もうどうにでもなれ、という気持ちが勝った。
おそらく彼女は、大学内の人脈を使って、蘭馬の様子を探らせ、報告させているのであろう、と、推理した。まさか、こっそり盗聴器や盗撮器などの類を仕組まれたとは思えなかった。いずれ、それならば、どの道、どこに逃げ隠れしようと同じであることに違いはあるまい。
そういえば、夏美は今頃、何を考え、どうしているだろうか?蘭馬の日々のスケジュールなら、誰にでもわかるように オープンしてある。そのスケジュールに従って、学業なりアルバイト なりに勤【いそ】しんでいるのであろうか?蘭馬の体を使って無茶はしてないだろうな━━。100%信じていいものかどうかは分からない。だが、彼女ならそんな無茶しないだろう と希望的観測で思っていた。彼は楽観主義なのだ。というより、今のままでいられさえすれば それだけでいいのだという考えがあった。これが一生続いてくれるのならば、幸せなのだと思えた。
それより、もしものことを考えて、出来ること、やりたいことをやり尽くして置くべきなのだと思う。今日は サークルに出よう。サークルは文研だ。
今日は、ひとコマ分だけ、履修している講義があった。が、蘭馬はそれをサボろうと決めた。
夏美のことなのだから、彼女のことなら、出席率が低くて単位取得も危ういというようなこともあるまい。
そうタカを括っていた。
サークルの集いが始まるまで、蘭馬は図書館で時間を潰した。どうやら蘭馬も夏美も読書好き のようだった。本を読んでいで楽しかったし、なんだか読書している自分がしっくりいっているような気がしていた。途中、持参してきたお弁当で昼食を摂り、サークルに出向くまでの時間を稼いだ。
その間、何度か男から声がかかった。全て無視したが、全てが無視
しても良い相手なのかどうかは分かり得なかった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。まだまだ頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。




