第八十四章〜休学?
会わせていただきました。時間がかかってしまいました。ようやく開けましたり出来次第 投稿させていただきます。ストーリーも旦那にややこしくなってまいりました。お呼びになってあげてくださいませ。
翌日から、蘭馬は、キャンパスに行けなくなってしまった。それはキャンパスには夏美の監視の眼が張り巡らせられているらしいのを感じたからである。
大学へ行けば必ずと言っていいほど男から声をかけられた。そして、そのたびに蘭馬はときめいてしまい、すぐに我を失いそうになってしまうのである。
それは、生まれながらの自認する性の問題であるのかもしれないし、女性としてのセックスへの憧れと畏れの現れかもしれないし。
とにかく、借り物である夏美の身体を傷つけるのだけは避けたかった。
だからこそ、暫く学業を疎かにしてもやむを得ないという結論に達したのであった。
まだ、この身体を本人に返却するのは待って欲しかった。蘭馬はまど、女としての幸せを知らなかったのかもしれなかった。
その日は朝から、目眩がしていた。何故かはわからないが、精神は不安定だったし、怠くて頭の中が暗闇に落ち込んでいってしまいそうで、やる気が出なかった。腰の辺りや下腹部の辺りは痛いし、体温も通常とは違う気がした。
これは生理というものか━━?
彼は直感した。まさか夏美の言ったようにママに対処法を訊いてみるわけにもいかず、独りで悶々としていたのであった。
スマホからAIに対処法質問してみたが、それでも効果があるようなないような、よくわからない 対処法でしかなかった。
ともかくも、出血が伴うことを知ったので、生理用品を探さなければならなかった。
やっとの思いで見付かったナプキンをショーツのクロッチ部に貼り付け、出血対策とした。
今日は家でおとなしくするよりない、と思わざるを得なかったのである。
ベッドの上で休憩しながら、ネット通販で欲しい服を買った。それも何やらちんぷんかんぷんで、通販 と AIを行き来しながら、どう着るのか、サイズ感はどういったものか、調べては購入手続きをし、を繰り返した。
そういえば、夏美は学費の為にアルバイトをしていた筈だった。そちらにもそろそろ 顔を出さなければなるまい。しかし、それを夏美本人に訊いてみるのは、堪らなく億劫なことなのであった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




