第八十一章〜ヤバい展開
書かせていただきました。風呂上がりです。寒いからかけにくくなってきました。、でも頑張ります。モテ過ぎる夏美の周りにはいつでも男がいるようです。蘭馬は上手く切り抜けられるのでしょうか?楽しみいただけましたら幸いです。
「よお。夏美ちゃん。わい、君のカレシだったんやで。憶えてらんのかいな。仲良うしてたんやで。どお?久しぶりにわいの部屋、けーへんか?」
一般教養の倫理学の講義を受ける為に一番前の席に座ってテキストを予習していた蘭馬に話しかけてきたのは、コテコテの関西弁を使う小太りの男であった。
しかし、蘭馬は記憶喪失というより、この男と夏美が遭ったのはふたりが入れ替わる前になるのだろうから、蘭馬が初めて遇うと感じるのは当たり前なのである。
「あたし、あなたの名前も何も思い出せないんだあ。ゴメンね」
と素っ気なく伝え、拒絶の意を表したつもりだったのだが、彼は気づいてくれなかった。彼は絡みつくように喋りかけてくるのだった。
すると、反対側の席に着いていたスタジャンの良く似合うスポーツサークルに入っていそうだな感じの青年が割って入ってきた。
「ああ?カレシだあ?嘘こけ!お前と上島さんが並んで歩いてるとこすら見たことないぞ」
と、突っかかった。
「なんやと。カッコつけやがって。女の前でいい格好見せたいちゅうことかいな?優男みてえな顔こきやがって。どないしたろか?」
蘭馬は流石にヤバいと思い、叫ぶように、
「ねえ、やめなよ。あたしの所為みたいになるやん。やめといて 乱暴は嫌いよ」
が、
「いやいや。夏美ちゃんはどっちの男がいい思うとんねん?それ聞かな納得せえへんで」
両者ともに収まりが、つかないのか、喧嘩はやまりそうになかった。
蘭馬はもっと困った。本当は彼は記憶喪失でも何でもないのだから記憶が戻るという状態はないのだ。ならば、この喧嘩は永遠に決着はつかないのだろうか…。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も書かせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます




