第六十三章〜逃げるか覚悟するか
こんばんは 書かせていただきました。今日は寒いです 皆さんも風邪などを引きになりませんように。投稿させていただきました。この場面、、返していくのでしょうか、いただけましたら幸いです。
夏美も、そしてその兄も傷つけずに済む方法はないであろうか?考えても見つからなかった。女になりたてのほやほやが出来ることなど限られているのかもしれない。
それでも、たとえ限られていたとしても出来ることはある筈だ。
「あ、あたし平井君と約束してたんだった。そろそろ行かなくちゃ。ゴメンねお兄ちゃん、あたし行かなくちゃ。ひと月前からの約束があるんだあ。大事な約束よ」
そう嘘を言い残して立ち去るつもりでいた。これはいくら何でも制止は されまいとタカを括って。
立ち上がり部屋の出口に向かいかけたその時である。蘭馬が安心しかけたその時である。
不意に、右の手首を掴まれた。あ!という暇もなかった。そのまま、兄の方に…強引に引き寄せられた。蘭馬はまんまとバランスを崩された。
何とか床に転がされまいと、踏ん張りはしたがそんなものは時間の問題で崩されるのはわかっていた。
「やめてお兄ちゃん、乱暴は嫌なのよ」
それでも母親に聞かれないように小声で訴えた。これ 逃げる タイミングを完全に無くしたの状態かな━━。
そんなことを思った時だ。
「ふへへ。どうしたなっちゃん。君はまだ経験してないのか?最初は痛いかもしれないけど2回目から気持ちいいだけだぞ やってみようよ」
は?何だこいつ、やっぱり正真正銘の変態確定じゃん━━。
蘭馬は嫌悪しか感じなかった。こんな時にも慎重だ。自分を守らなければならないのだ。
━━でもどうしよう。どうやってこの苦境を脱しようか?それとも、もう諦めるしかないのだろうか。
「ママやパパに知られたらどうするつもりなの?」
蘭馬は諦めなかった。
お読みになっていただきました 誠にありがとうございました。




