第六十一章〜女の気持ち
こんにちは。さっきまで用を足していました。帰り付き ようやく 立たせていただけました。これからかけるだけ書いていきたいと思います。よろしくお読みになっていただけましたら幸いです。
「そうか。そうやって。知らぬ存ぜぬでしらばっくれようっていう訳なのだな。自主勉強はしなかったのか?」
「い…、いえ。そ、そういう訳では…じ…時間が…な、なくて」
兄は皆まで言わせてくれなかった。
「そんな甘えた根性なら資格試験なんて受かる理由ないのだぞ」
「は、はい。ご…御免…なさい…」
蘭馬はひたすら謝った。昭和時代の根性論なんてもう流行ることはねーよ、と思いながら。
━━兄の怒りがどこかに消え去ってくれますように。
祈った。
ところが、そこから急に雲行きが変わって来たのだ。兄の息遣いが何だか荒いのだ。挙動も何か落ち着きがない。そして、兄のムスコが…。明らかに膨張しているのだ。それは、パンツの上からでもはっきりとわかった。
━━げっ!嘘だろ?まさか?まずいかこれは?
蘭馬は焦った。女性から見る男って、こんなものなのかよ。キメーな━━。
そして遂に兄が口を開いたではないか。
「ふふふ。君の身体もだいぶ大人びてきたようだな。」
何?!その変態風の物言いは。なんか人が変わっちゃったみたい兄ちゃん!勿論、その言葉は表には出さない。心の中の声だ。
「太腿も脹ら脛もエロティックに丸みを帯びて来たし、胸は大きくなったは無論、綺麗に上を向いて張りがある。それはノーブラなのか?」
安全に変態にある。ヤバ!蘭馬は、困った。どうしたらいいかわからないのである。普通に考えればここは悲鳴を上げるとかビンタを食らわすとか、部屋から逃げるとかなんとかしようとしなければリアルな女ではない。ような気もする。しかし、蘭馬ほ、固まってしまったかのように手も足が動かなかった。
━━恐怖によって動けなくなっているのだろうか?それとも、逃げ出すのは 逆に危険だと悟っているからなのだろうか?
逃げれば逆に捕まった後に暴力的にされるだろうし逃げなきゃまるで 承諾してしまったかのようだし。こういうのが女の気持ちというものなんだな。
やはり こいつも ただの男か。ムスコに思いっきり蹴りでも入れてあげようか。それ 普段の夏美と違いすぎる 行動なのかもしれない。ならぼそれは、怪しまれる結果に繋がるであろう。
「意地を張るのか?なっちゃん」
兄は低い声で言った。
雲行きが怪しくなり ベタな展開になってきました。お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次もよろしくお願い申し上げます。




