第五十八章〜狐に頬をつままれたように
しばらく間が空いてしまいました。書かせていただきました。単純なアイデアですが こんなものでもよろしく ください。まだまだ 書かせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
「何言ってんだ夏美?」
「え?それは…、そのう…。あ、考えてみたらお兄ちゃんがそんな人間であるはずがないのよね。うんうん」 誤魔化そうとする蘭馬。
兄貴の方は、ひたすら狐に頼まれたような顔をしている。
「お前何言ってるか分かってる?っていうか覚えてないのかい?意味が分からないんだ」
「あれ!あ、ウーンりそうだね。あたしにもわかんないや」
「もう飽きちゃったのか?」
そう言われてやはり蘭馬はそっち方面の想像をしてしまい、怒りに満ち溢れるのだった。ここで 思い切って言い切る。
「うん.飽きた。2度としたくない。二度とあたしのお風呂も覗かないで」
言い切ると少しすっきりした。彼女の汚名を返上してあげることができただろうか?誰にでも間違いはある。そんなものだ。
すると、兄は、
「君が卒業するまでに資格試験に合格したいから、勉強を教えて欲しい、って頼んできたから一緒にやってたんだけどな。しばらくやってなかったから、問題集の残り 問題はたまるし、やらなきゃ すっきりしないよな、と思ってさ 誘ってみたんだ」
「はあ?」
蘭馬は、思わず口をぽかんと開けた。
「いや。ゴメン。お兄ちゃん。とんでもない誤解をしてたみたい。まずは謝るわ」
蘭馬は床に土下座した。ここで2人の中を壊してしまったら、夏美が元の体に戻った時にとんでもないことになるだろう。責任は重大だ。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました!




