第四十九章〜電話
こんばんは。聞かせていただきました。長くなりましたが,こういうパートが必要なのかどうか分かりません。違う書き方をしようかと思います。お読みになっていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
夏美はワンコールで電話に出た。蘭馬からの電話を待ちに待ってたのかもしれなかった。
「どうしてそちらから電話くれなかったの?いや、もしかしてくれてたの?僕が気づかなかっただけかな?」
開口一番の台詞とは思えない程、陳腐な台詞であった。 「いや。大変だったんだね ごめんね、電話遅れて」
小声で言うと、
「ううん。いいのよ。」
夏美はこ答えた。
「今、大丈夫?傍に誰かいるの?なんならショートメッセージで話すか?」
ショートメッセージなら 通知音さえ消しておけば 音は出ない。
「大丈夫よ。実はもう解放されているの。逮捕とか損害賠償請求とかにはならなかった。逃げたあなたは 評判悪かったけどね。でもよかったわ。今最寄り駅から歩いてあなたのアパートに向かっているの」
「え?僕、君に自宅住所とか教えたっけ?」
教えた憶えなどなかった。
「うふ。あなたのバッグの中に、ごめんね勝手に中身確認したけど。中にね、電気使用料のお知らせってのが入っててね。督促 って書いてある紙。それに住所は書いてあった和。あなた 電気料 払えてないの?お支払いしなくちゃ 電気止められるんだったら、私が払わなくちゃならなそうね。いいわ。貸して おいてあげる。電気止まったら私生活出来ないからね」
「君はきっと毎日お風呂入って髪を梳かして ドライヤーかけて、ヘアアイロンかけなきゃいられないひとだ。そうだろ?」
「よくわかるわね」
「でもぼくの部屋にはそんなのないからな。まあ、僕の身体使ってるんだからそこら辺は気にしなくて良いぞ」
「うん……。」
彼女は何か言い淀んでいるようだった。
「わかった。君の身体を使う僕は毎日、風呂入らなきゃならないんだろ?入ってくるよ。ところで、家族でお風呂入る順番とか決まってる?」
お読みになっていただけました 誠にありがとうございました。




