第四十七章〜G
時間がかかっております 書かせていただきました。短めかもしれません。匂い お金は憧れの 知恵の潜入を渡します。彼は何を感じるのでしょうか。そして、夏美と合流しなければなりません。ストーリーはどのようにするんでしょう
さて、蘭馬は、廊下の陰に軽く隠れた。作戦 決行のためだ。そして、突然叫んだ。
「きゃあっ!!ご、ゴキブリ!ママっ、助けて!あたしのお部屋よ!」
まさか本当に、きゃあーなんて声が出るのだとは思わなかったが、本当に出た。それをすれば大抵の場合、何処からか助けがやって来る。まさに女の特権である。初めて出したそんな声に蘭馬は大歓喜であったのだけれど。そして、リビングの方へと走っていった。
「なあに?どうしたの突然?」
「あ、あたしのお部屋、Gがいたの。助けてお願い」
蘭馬は両手を合わせて拝んでみせた。と、
「あら、アナタ。そんなに虫とか嫌いだった?割合平気だったででしょうに」
━━しまった。そうだったか。
嫌いそうに見えたんだけどな。意外だな。
だとしても今更引き下がればしないのだったが。
「ううん。急にダメになったの。突然苦手になっちゃって。せ…生理の所為かな」
「あら。生理ってそんなものだったかしら?」
「と…、兎に角お願いよママ。あたし無理なの」
「わかった。ママが退治してあげるから…。ここでしょ?あなたのお部屋だものね」
背中にくっつくようにして追いかけて行った蘭馬は、ようやくわかったわ。ここが夏美の部屋ね━━。
ほくそ笑んだ。
「いないわよー。どこー?」
室内から声が聞こえてくる。彼はドアを開けて言った。
「まあ。ホントに?じゃあ幻覚みたいなの、見たのかな。何かの影と見間違えたとか…。ごめんね ママ。やっぱ自分で何とかするわ ありがとう」
母が去り、蘭馬はじっくりとなつみの部屋を観察した。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も書きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。




