第四十五章〜ニュースの時間
書かせていただきました。
書き終わり次第 投稿させていただきます。ストーリーはまた進め 始まります。夢のような心地でいるのは らんまだけです 果たして なつみは助かるのでしょうか?
落ち着いてから、ふと思い出して自分のバカさに驚愕した。逃げる途中、蘭馬は、テーマパークの係員たちに、捕まっただろう蘭馬の形をした夏美のことを気にかけていなかったたのではないか、そんなふうに思えて恥ずかしくなったのだ。自分が逃げるので必死だった。帰り着くべきところに帰り着かなけれなければならないと思っていたが、夏美の心配だってすべきだったのだ。事実、夏美のスマートフォンが、彼女が使用できる状態で彼女の身につけられているのだろうか、と考えもしなかったのだ。
蘭馬は慌てるように、自分のスマートフォンを取り出した。着信履歴、メール 確認、LINE確認、ショートメッセージまで確認したが、彼女からの通信はどの履歴にも入ってなかった。こちらから電話をかけてみようか?彼女はまだ拘留されているとか、病院に担ぎ込まれたとかー大事になっていなけれぼいいのだが。しかし、今頃になってようやく 心配したとしたとして、手遅れなのではないか。彼は後悔した。とても後悔した。自分が夏美になれた喜びに舞い上がり、浮き足立ってしまっだ。彼は自分を恥じた。心の中で本当の夏美に謝った。
━━必ず助けに行くからな。待っててよ。
そんな時であった。
たまたま点いていたテレビでニュース番組が始まっていた。たまに見る アナウンサーが、
『今日のニュースの時間です』と言ったのが始まりだった。
『今日午後、運命坂アイランドで…』
アナウンサーが口にした瞬間に蘭馬は一目散に逃げ出したくなった。ここでママにそのニュースを聞かれたらどうなるだろう、と危惧したのである。運命坂アイランドとは、彼らが今日行って観覧車 に乗り、その位置エネルギーを利用して入れ替わりを成功させたあのテーマパークである。
『学生風の男女2人の来場者が、観覧車のキャビンから転落し、その内の1名は怪我を負いました。もう一人は逃走したということで、警視庁は行方を追っています。尚、怪我をした1人は、その後病院に搬送されましたが意識はあり、軽症ということです』
と、ママが、
「あら!夏美ちゃんが今日行くって言ってたところじゃない。良かったわああなたたちではないのでしょ?」
問うてきた。
咄嗟に、
「やだあ。あたしたちの訳ないじゃない。あたしはこうして元気いっぱいよ。彼ももちろん無事。車で送ってもらったわ」
と蘭馬。
「あらそう。それならば安心していいのかな。でも観覧車から飛び降りるなんて なんて 荒っぽい人たちなんでしょう。信じられないことが普通に起こる 世の中になったのねえ。物騒だわ」
「そ…、そうね。ママも色々と気をつけてね」
言いながら蘭馬は、取り敢えずも、夏美が無事だったことを聞いてほっと、胸を無でおろすのであった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。本日最後の投稿になろうと思われます。今日も1日お付き合いいただきまして誠にありがとうございましたりおやすみなさいませ。




