第三十九章〜脱走
こんばんは おはようございます こんにちは。嗅がせていただきました。いよいよに切れるのでしょうか?スリリングに書きたいと思うんですが難しいですりお読みになっていただけましたら幸いです。
入り口は、最大5名が同時に入扉出来るセキュリティ・ゲートとなっており、通過するには入場チケットは必要なようだった。
だが 彼が持っていたのは、当然もともとの夏美のエルメスのケリーバッグだけであった。
蘭馬は他人の物だとは思ったが、そのバッグの中からチケットを探した。程なくしてチケットは見つかったが、気がつくとゲート付近に警備員や係員が集結しているように思えてならなくなった。実際、そうだったのかもしれないし、それは今日恐怖が与えた幻覚だったのかもしれなかった。
にも引き返したりしたら余計に怪しまれそうだった。きっとそうだ。
彼は できるだけ 平静を装った。わざとらしい演技にならないように。女らしく 内股で歩いた。足を引きずったりなんかしたら、転落したことがばれてしまいそうだ。ゆっくり歩いた。怪しまれないように。ゲートを通過するまでに何10分も経ったかのような気がした。額に汗が浮いていた。
━━そういえば、夏美は化粧をしていたっけ。それが今、どれだけ崩れてしまっているのか、確認しなければならなかった。ほど ひどいようなら 普通 外は歩けないようなら まさに、不審者扱いされてしまう。
できるだけ早く ここを立ち去れるように、出来るなら タクシーに乗りたかった。
「そうだ金だ。彼女はお財布を持ってきたのは間違いない。いくらある?」
夏美の財布はGUCCIのGGマーモントであった。
━━御免よ夏美。使わせてもらうよ。後で必ず返すからね。
思った。たまたま流していたとみられるタクシーに手を挙げた。それはゆっくりと停車した。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




