第三十七章〜作戦決行
ぱぱぱと書かせていただきました。スリリング らしいんですが、うまくかけていますかどうか…。何か矛盾があるような気もします。お読みになっていただけましたら幸いです。
とにかく蘭馬は、まずは自分一人で逃げ切るのだと心に誓った。夏見は仕方ないが、とりあえずは置いていくのだ。夏美は、今は男性 形態なのだ。変に乱暴されたり、ふしだらなことになるような確率もかなり低かろう。いや、そうでもないか。違う意味の暴行なら受けやすいのかもしれないが。
でも、彼女ならうまく立ち回るであろう。それを信じるしかない。
警備員や 係員たちは、じりじりと迫ってきた。蘭馬のもとに辿り着くのも数秒と掛かるまい。彼は覚悟を決めた。
さっ
と天空を指さした。着ている水玉模様のワンピースのスカートが揺らめいた。
「あ!あれ!?UFOじゃね?よね?」
と叫んだ。包囲網を狭める警備員たちの眼がが一瞬だったが、空に泳いだ。
その隙を彼は見逃さなかった。
「迎えに来るからねー」
夏美に向けて大声で伝えながらプールのある方向に向けて走り出した。全力疾走だ。
夏美の体は、ある意味蘭馬の身体より強靭に出来ているのかもしれなかった。子供を産む能力を持った体だ。そうそう華奢である筈もない。
実際、走っていてもそれほど 息が切れない。彼はどんどん 人々を追い抜かしていった。大きなテーマパークとはいえ 他と比べればそれほど 大規模ではない。プールに辿り着くのにも、それ程の時間は要さなかった。彼は走りながら 更衣室らしい小屋のような建物を見つけた。そのまんま、脇目も掘らず、姫君用の更衣室へと突入していった。
「どこへ行った?」「プールの方に曲がっていったぞ」「どこだ?いないぞ」
追っ手たちの声が、遠くに聞こえてきた。蘭馬は急がなくてはならなかった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




