第三百四十四章〜渋谷にてふたり
書かせていただきます 本日最後の投稿になるかもしれません。皆様方、本日も1日お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。ものすごく薬を飲んで眠りにつきます。また明日お会いしましょう。おやすみなさいませ。
「どうしてマッチングアプリなんて使おうと思ったこですか?いや。差し支えなければ で結構なのですが︙」
副島満は問い掛けるというふうでもなく、問い掛けて来た。
「え)と……。それはあ……」
彼女は言いにくそうであった。副島もそれを感じたようで、
「いや。結構です。お聞きしようとした方が間違いだったようです。失礼」
しかし、翔子の方からこんな破廉恥な事を言い出したではないか。
「端的に申し上げますね。あたし……、実は、お金の為にこんなことをしているのです。嘘はいけないと教わってきたのですが、そのせいで隠し事をすると気分も落ち着かないのです。今ここで嘘つくのほ簡単でありましょうけど、それは人として余りに不誠実に思えて出来ませんでした」
暫く沈黙があった。そして、副島から口を開いた。
「なるほどなかなか正直なお方だ。そういう人 大好きです。それではお聞きしましょう。おいくらならよろしいですか?」
彼は常に紳士的であるようだった。翔子はさらに好感を強めた。
「あの…。そういうの初めてなのでわからないのですが、相場というか、だいたいおいくら位なのでしょうか?」
すると、副島は、
「なはは。相場なんて気にしないでいいですよ。まずはお好きなように言ってみて下さい」
「えーと…」
翔子は顔を赤らめた。
「えーと。じゃあ……わ、わたしオバサンですし…」
「あはは。そんなことは気にしないで 好きなように」
「えー」
翔子はフリーズしたようになってしまった。
「まあいいや。少し歩きましょう」
喫茶店を出てからふたりして再び歩いた。
副島がタクシーに手を挙げて停めた。翔子も、従うしかなさそうであった。時刻は午前10時。まだ夫や子供の帰りを心配すさしなければならない時間は遠かった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。また、明日!




